【海防】きょう北方領土の日 ロシアによる拿捕根絶せず 暗黙の国境守る海保巡視船＋（1/3ページ） - MSN産経ニュース

２月７日の「北方領土の日」を前にイベントが６日、東京・秋葉原で開かれた。山本一太・内閣府特命担当大臣（北方対策担当）（右から２人目）も来場し、祈りの火に点火した＝６日午後、東京・千代田区外神田 （大橋純人撮影） 中国の挑発行為が過激化する沖縄・尖閣諸島周辺海域同様、緊迫した海域が日本周辺を取り巻いている。ロシアによる不法占拠が続く北方領土周辺も緊張の海域だ。ロシアによる日本漁船の拿捕は根絶できず、海上保安庁は巡視船艇を常時配備、警戒監視を続けている。７日、北方領土の日を迎えた。 北方四島周辺の北海道東方海域を管轄するのは、第１管区海上保安本部の根室海上保安部。下部機関の羅臼海上保安署も含め計６隻の巡視船艇が配備される。全国に２隻しかない砕氷型巡視船もある。 北方領土の日を翌日に控えた６日、気温氷点下２・３度、流氷も間近に迫る。この日も巡視船がパトロールを続け、日本漁船が北方四島に近づきロシ