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6匹の“親”持つサル誕生 米チーム、受精卵を接合 - MSN産経ニュース
体細胞クローン技術を応用して、6匹の“親”から遺伝情報を受け継いだアカゲザルを誕生させることに、米... 体細胞クローン技術を応用して、6匹の“親”から遺伝情報を受け継いだアカゲザルを誕生させることに、米オレゴン健康科学大のチームが成功し、6日までに米科学誌セル電子版に発表した。 異なる遺伝情報の細胞が混ざった生物は「キメラ」と呼ばれ、マウスでは広くつくられているが、サルでは初めてという。 チームは、細胞分裂を始めた直後のサルの受精卵(胚)を数種類集めて接合、一つの受精卵が育ったのと同じような状態をつくることに成功。その上で母ザルの子宮に着床させたところ、3匹の子ザルが生まれた。いずれも異常は見られず健康で、最大で6種類の遺伝情報の細胞がモザイクのように混ざっていた。 チームの研究者は「異なる親に由来する細胞が、それぞれ協調して働き器官や臓器を形成している。受精卵からつくる胚性幹細胞(ES細胞)や再生医療の研究に役立つ成果だ」としている。
2012/01/10 リンク