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店長、ありがとうございました-魂の落書き 〜おでんまちのひ 店主の日記〜
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店長、ありがとうございました-魂の落書き 〜おでんまちのひ 店主の日記〜
その日は金曜だった。 普段なら仕事帰りの人たちで店はハンパじゃなくこみ合うのだが、日中、あたたかか... その日は金曜だった。 普段なら仕事帰りの人たちで店はハンパじゃなくこみ合うのだが、日中、あたたかかったこともあってか、さほどの忙しさではなかった。かといって暇すぎるということもなく、店をやる側にしてみれば、最も「いい感じの流れ」だった。 9時をすぎた時点で、客は4組。そのうち2組は1人客で、どちらも店にとって身内のような人たちだ。定位置ともいえるカウンターで、ぼくやNさん(店長の息子)に駄目だしをしつつ、ボトルの焼酎を飲んでいた。 「もうお客さん、こないかな?」 Mさん(店長の娘)がぼくにたずねてくる。 「たぶん、きても2、3組だよ」 「じゃあ、もういいかな?」 「店は大丈夫だから、病院いっていいよ」 「ホント? じゃあ軽くご飯食べてからいくね」 Mさん(店長の娘)はそういうと、2人の常連の間に座った。常連客の中でも、とくに店に日参してくれるこの2人は、姉弟にとって今や父親のような存在だ。