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上坂信男先生のこと
僕が早稲田大学に入学したのは、1980年代初頭のことである。高校になってようやく自発的に勉強を始めた... 僕が早稲田大学に入学したのは、1980年代初頭のことである。高校になってようやく自発的に勉強を始めた自分は、予備校で一年間猛勉強して、運良く合格することができたのだった。小学校時代から塾通いしてきて、秀才みたいに思われてきた連中とは、別世界の人間だと思い込んでいた。 当時、第一文学部に入学しても、一年の間は専攻が決まらなかった。成績いかんによっては、希望の専攻に進むことすらできなかった。それどころか、一年生のクラスには、何を勉強したいか分からず、ただ早稲田に入学することだけを目標にして、第一文学部しか合格しなかった学生も少なからずいた。 その時のクラス担任が、上坂信男先生だった。『源氏物語』の研究者で、必須だった「国語」の授業では『源氏物語』を、選択科目の「文学」の授業では井上靖の『天平の甍』や『補陀落渡海記』について教えてくださった。 最初のガイダンスの時、僕は「レベルの低い高校から来ま