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拳銃の神様 - 短編 第64期 #7
作者: 笹帽子 ウェブサイト: 笹帽子の樹 文字数: 1000 ○予選通過作品 男が僕に拳銃を向けていた。 「な... 作者: 笹帽子 ウェブサイト: 笹帽子の樹 文字数: 1000 ○予選通過作品 男が僕に拳銃を向けていた。 「な、なんですか」 「拳銃の神様だ。いいから入れなさい」と男がマスク越しに言う。 マスクだけじゃない。サングラスにグレーのハンチング帽、服は背広の上にコートで黒ずくめ、危ない匂いがぷんぷんする。確認もせずにドアを開けたのを後悔しても遅い。 「え、いや、神様? 拳銃?」 ずしりと重そうな拳銃を前にして、もうほとんど腰を抜かしている僕を半ば押しのけ、男は家の中へ入った。薄汚れた畳にどっかと腰を下ろし、早くもその空間になじんでいる。正直、こんなのになじまれたのが悔しい。 「まあ君も座れ」と自称拳銃の神様は言った。 男は、とりあえず出してみたオレンジジュースを飲んだ。出しといて言うのもあれだが良い年してなっちゃんをそんなおいしそうに飲むな。 「それで、あなたは、その……」 「拳銃の神様だ」
2008/01/14 リンク