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アイ ウォント ユー - 短編 第66期 #13
作者: 田中彼方 ウェブサイト: Cleaning room 文字数: 1000 月明かりが窓の外から照らすーーそんな表現... 作者: 田中彼方 ウェブサイト: Cleaning room 文字数: 1000 月明かりが窓の外から照らすーーそんな表現は終始明るいこの都会では大袈裟かもしれないが、満月の日の暗い部屋からは月の光が妙に眩しかった。デジタル式の時計を見ると、午前二時を過ぎたばかり。まだ、始めて触った彼の感触を手のひらに覚えている。記念すべき二人きりで過ごす始めての夜。少し小さくなった彼は、話しかけても何も言わなかった。 クラスメイト。少し前までの私と彼の関係はそれ以上でも以下でもなかったと思う。お互いに住む世界が違いすぎた。 常にクラスの中心で大勢の友人に囲まれる彼と、教師にさえ必要最小限の会話の時以外は存在しないかのように扱われる私。 二日に一回は告白される、整った顔立ちの彼と、鏡を見る度に激しい自己嫌悪に襲われる、不細工で醜い私。 私を女、つまり異性として接してくれた男はいただろうか。彼が持っているも
2008/03/21 リンク