「若者の内向き志向」に感じる論点のズレ - Willyの脳内日記

日本では「若者の内向き志向」が話題になっているようだ。 留学する人が減っているとか、 海外赴任を嫌がる人が多いとか、 海外で日本人のプレゼンスが低下している、 というのが主な理由として語られている。 いろいろな記事を読んでいると 個々の根拠については怪しい点がたくさんある。 留学生の数は、若年人口の減少や ９０年代半ば以降の円安の影響、 国内の大学入試の競争緩和などを考慮したうえで 有意に減っているのかどうかは疑わしい。 海外赴任の希望者が減少しているのは、 年功序列・終身雇用の不確実性の増加、 海外勤務者の待遇の悪化、途上国勤務の増加、 といった要因を考慮する必要がある。 海外での日本人のプレゼンスが低下したのは 他国からの人材流入が増えたことが主因だろう。 しかし事実関係について反論するのは、 どうも論点がずれているような気がしてならない。 問題の本質は「今の若者が内向き志向かどうか」

[hidematu]

「おじさんが内向きなのに若者も内向きだったらキャラかぶっちゃうでしょ！」核心をついていてかつ面白いと思う。

[Desperado]

MBAに限定して言えば、単純に学力面で中韓に勝てなくなったというのもある。日本企業がMBA帰りをうまく処遇できないため、辞めちゃう→派遣自体しなくなる、というのもある。

[Nihonjin]

なるほど。キャラかぶるね。主役はどっちだろう。

[charliecgo]

｢内向きだ｣といってるおっさんたちの留学した割合を知りたい。

[northlight]

「今の若者に外を向かせる必要がある」ということ

[cloudliner_tweets]

つまり「若者の内向き志向」というのは、 おじさんが内向きなのに若者も内向きだったら キャラかぶっちゃうでしょ！ ということに過ぎない。