ブラジル大統領の弾劾、７割弱「賛成」 政権批判高まる：朝日新聞デジタル

ブラジルの連邦議会で審議が進むルセフ大統領の弾劾（だんがい）手続きについて、６８％が賛成しているとの世論調査結果が２１日、発表された。ルセフ氏が辞任すべきだとする意見も６５％を記録。汚職疑惑の渦中にあるルラ前大統領の入閣などを巡り、政権批判のいっそうの高まりが明らかになった。 調査は１７～１８日、民間調査会社ダタフォリャが国内１７１カ所の２７９４人を対象に実施。ルセフ氏の弾劾手続きについて、昨年１２月と２月にともに６０％だった「賛成」が、８ポイント増加。「反対」は２７％だった。 政権支持率は昨年から低迷しており、今回の調査では１０％。不支持率は過去最高レベルの６９％だった。 ルセフ氏は政府会計の粉飾に関わったとして弾劾の対象となっており、下院で１８日から本格審議が始まった。１７日には、大規模汚職に関与した疑いがあるルラ氏を官房長官に起用したことから、全土で連日、抗議デモが起きている。（サン

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ブラジル大統領の弾劾、７割弱「賛成」　政権批判高まる