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認知症患者の「最期の医療」、意思の確認に悩む現場:朝日新聞デジタル
誰にも訪れる人生の最終段階に、どんな医療を望むか。それをどう実現するか。2月から3月にかけて、「... 誰にも訪れる人生の最終段階に、どんな医療を望むか。それをどう実現するか。2月から3月にかけて、「最期の医療」としてみなさんと考えました。そこで十分に触れられなかったのが「認知症」です。また、人生の最終段階を区切る難しさについても、メールなどで寄せられたご意見をもとに、現場をさらに取材しました。 枕草子に「ななくりの湯」として登場する津市の榊原温泉の近くに榊原白鳳病院があります。もの忘れ外来の認知症専門医笠間睦さん(57)は4月、定期的に診察する認知症患者の意向を確認していました。 「『人生の最終段階における医療』に関する意識調査」です。「口から食べられなくなった時にどのような医療を希望しますか」と患者に尋ね、「自然な最期」「末梢(まっしょう)からの点滴」「(鼻から管を通し人工的に栄養を流す)経鼻経管栄養」「(胃に穴を開け体外から通した管で栄養剤を入れる)胃ろう」「高カロリー輸液」「医師に任
2016/05/23 リンク