asahi.com（朝日新聞社）：「目立たない」「ごくごく普通」 中大教授刺殺容疑者 - 社会

東京都文京区の中央大学後楽園キャンパスで理工学部教授高窪統（はじめ）さん（当時４５）が刺殺された事件で、殺人容疑で逮捕されたアルバイト店員山本竜太容疑者（２８）は、子どもの頃から大学時代まで、周囲には「おとなしく、影が薄い存在」と映っていた。 東京都府中市の市立小学校で担任教諭だった男性（７２）は「人の立場に立って判断できるしっかりした面があった」と振り返る。同級生だった男性は「成績は中の上。人付き合いが上手でなく、親しい友達は少なかった」と言う。 同市内の公立中学、高校に進んだ。中学の同級生は「目立つ存在ではなく、特別覚えていることはない」。教諭の女性は「ごくごく普通の子。楽器をやっていたが、それ以外は印象がない」と言う。高校の卒業アルバムには、「この頃、色々な所へ独りで旅をしてみたいです。夢は独りで世界中を旅してみる事かもしれません」と書いた。 社会に出てからは違う印象を話す人も