asahi.com（朝日新聞社）：海底からヘリ機体発見 ２隊員は依然不明 不時着事故 - 社会

長崎県・西彼杵（そのぎ）半島西方沖の海上で８日夜、訓練中の海上自衛隊の哨戒ヘリＳＨ６０Ｊが不時着した事故で、捜索にあたっていた海自艦艇が９日未明、現場付近の海底で行方不明となっていたＳＨ６０Ｊの機体を見つけた。２人の隊員は見つかっておらず、海自は引き続き艦艇１０隻のほか、上空からもＰ３Ｃ哨戒機やヘリを出して捜索を続けている。 海自によると、同日午前２時半ごろ、機長の北島久仁彦２等海佐（３９）が収容された海域から北東約２キロの海域を捜索していた掃海艇「ひらしま」（長崎・佐世保基地所属）が、水深約１００メートルの海底にヘリの機体らしきものを発見。カメラが付いた器具で調べたところ、機体番号から、不時着したＳＨ６０Ｊと確認した。