塗装用具とその使い方(ハケの種類から後始末まで) 上手なペインティングの決め手は、下地調整です。下地調整は「はがす」、「埋める」、「磨く」の3要素から成り立っています。初めて塗装する面 にせよ、重ね塗りする面にせよ、塗料が素材になじむようコンディションを整えてください。 はがす 塗料を塗り替えるとき、古い塗膜をはがすのは下地調整の第一歩です。塗装がはげて凹凸 ができた表面や、古い塗膜が浮き上がった状態の表面のままでは、せっかく新たに塗装しても美しく仕上がりません。スクレーパー、ワイヤーブラシ、皮スキなどを使って古い塗料をはがします。 埋める 塗料を塗る前にとの粉を塗るのは、木材表面にみられる木目(凹凸)を埋め、上塗りの吸い込みを防ぎ、仕上がりを美しくするためです。又モルタル壁のひび割れ、トタン屋根の釘穴や継ぎ目、瓦屋根の瓦の割れ、陸屋根のコンクリートの割れや穴など、それぞれに適した補修材を