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史上初の彗星着陸から7か月 「フィラエ」からの信号を受信
彗星探査機「ロゼッタ」の着陸機「フィラエ」が7か月ぶりに冬眠モードから目を覚まし、地上のオペレーシ... 彗星探査機「ロゼッタ」の着陸機「フィラエ」が7か月ぶりに冬眠モードから目を覚まし、地上のオペレーションセンターと85秒間の交信を行った。 【2015年6月15日 ヨーロッパ宇宙機関】 6月13日(日本時間14日5時半ごろ)、チュリュモフ・ゲラシメンコ彗星(67P)の表面にいる着陸機「フィラエ」からの信号が7か月ぶりに地上に届いた。フィラエは親機「ロゼッタ」を通して、独・ダルムシュタットにあるヨーロッパ宇宙機関のオペレーションセンターと85秒間の交信を行った。 データの分析から、フィラエは交信以前に目を覚ましていたことが明らかになっており、何らかの理由で交信できなかったようだ。目を覚ましてからの数日間にフィラエに何が起こったのかを探るため、地上の関係者は現在、次の通信を待っている。 「フィラエの状態は良好で、機体の温度は摂氏マイナス35度、電源も24Wが使用可能で、稼働の準備は整っています」
2015/06/16 リンク