Ｅ３５３系の乗り心地に期待 「スーパーあずさ」新型車両を披露:長野:中日新聞(CHUNICHI Web)

ＪＲ東日本長野支社は二日、松本－東京間で運行する特急スーパーあずさの新型車両Ｅ３５３系を報道陣に公開した。現在のＥ３５１系の老朽化に伴い、導入する。新型は来年一月ごろまで試験走行し、量産に向けて改良していく。 最大十二両編成で六百八十六席。前面は黒地に「Ｅ３５３」のロゴをあしらい、側面は白地にあずさ伝統色の紫色のラインを施した。遠心力を緩和する空気ばね式車体傾斜装置と、発光ダイオード（ＬＥＤ）の室内照明を在来線特急電車で初めて導入した。現在の車両にはない振動を軽減する装置を搭載。客室の出入り口に防犯カメラを設置し、全車両にコンセントと可動式枕を取り入れた。 将来的には特急あずさに使用されているＥ２５７系車両もＥ３５３系に統一していく見込み。同社運輸営業部車両課の加藤功課長（５６）は「乗り心地も改良され、さらに快適に過ごしてもらえると思う。運行を楽しみにしていてほしい」と話した。 （北村希）

[ZeroFour]

E351系の意匠を残しつつも随分と近未来的な。