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TGS2024
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■第01回 昭和9年の『完全な真空』ごっこ-「猿面冠者」- 中学のとき以来、太宰治を愛読しているが、これまでSFファンジンなどで彼について書いたことはなかった。 理由は簡単で、太宰はSFを書いていないからだ。 管見の及ぶかぎり、太宰とSFの唯一の接点は『世界SF全集』第34巻に収められた「猿ヶ島」だけで、これもどこがSFだ、と言いたくなる内容だし、広義の幻想小説を含めても、おそらく十指に満たないと思う。 ところが、である。先日のファン交で牧眞司さんに『世界文学ワンダーランド』のお話を伺ったおり、SFファンの読みそうな現代文学、あるいは異色短篇を遺した作家という切り口なら、太宰のことを書けそうだと不意に閃いた。 人生の苦悩を描いた作家、という太宰のパブリック・イメージは、ある面において正しい。しかしそのパブリック・イメージが数多くの食わず嫌いの読者を生んできたことも、また残念ながら事実である
■1月例会レポート by 根本伸子 ■日時:1月22日(土) ■会場:大向区民会館 ●テーマ:2010年SF回顧(国内編) ●ゲスト: 森下一仁さん(SF作家、SF評論家)、 大森望さん(翻訳家、書評家) **************************************************************************************************** 1月の例会は、2010年SF回顧(国内編)ということで、2010年の国内SFについて振り返りをしました。 ゲストに、翻訳家の大森望さん、SF作家、SF評論家の森下一仁さん、飛び入りゲストとして、アンソロジストの日下三蔵さんをお迎えして、それぞれお奨めの作品を紹介していただきました。たくさんの作品が挙がり賑やかな例会となりました。 長編部門では、お三方ともに、上田早夕里『華竜の宮』が高評価で
[内 容] SFファン交流会3月例会は、昨年7月に開催したおでかけ例会のパート2! 今回のおでかけ先は「藤子・F・不二雄ミュージアム」。 貴重な原画の展示やオリジナル短編映像の上映などさまざまな作品を楽しめ、知らず知らずのうちに童心に戻っていること間違いなし。案内人には昨年に続き、藤子・F・不二雄ファンの星野勝之さん(イラストレーター)にご参加いただくことになりました。 そのうち行きたいと思っていたあなた! いつもはひとりで楽しんでいる方も、ぜひご一緒にSFマンガ話に花を咲かせながらおでかけしましょう。 [日 時]2024年3月16日(土)午後1時45分入口前〜4時(予定) [会 場]藤子・F・不二雄ミュージアム (川崎市多摩区長尾2丁目8-1/登戸駅より有料直行シャトルバス9分) [テーマ]みんなで川崎市「藤子・F・不二雄ミュージアム」に行こう♪ [参加費] チケット代1000円 (当日
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