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看護のアジェンダ ある議員立法の禍根
(前回よりつづく) GHQによる異議申し立て 今から57年前,1951(昭和26)年3月30日,衆議院厚生委員会... (前回よりつづく) GHQによる異議申し立て 今から57年前,1951(昭和26)年3月30日,衆議院厚生委員会特別小委員会に加わっていた青柳一郎委員は,衆議院厚生委員会に次のような報告をしている。 「本日私は丸山委員,岡委員と御一緒にGHQのサムス准将を訪れまして,看護婦制度につきまして御意見を承ったのであります。それに関しまして御報告を申し上げたいと存じます。 九時半から十一時半まで一時間半の長きにわたり,よくサムス准将はわれわれの話を聞かれ,またわれわれも腹蔵のない意見をかわし得たのであります。まず私から衆参両院,それも各党派こぞって態度をきめました将来の看護婦制度のあり方に関しまして説明をいたしました。それに対しまして,サムス准将は,従来から衆参両院におきまして,看護婦制度について自発的に,非常に熱心に調査研究を重ねて結論を得られたその状況は,つぶさに自分は知っておって敬意を表して
2008/10/21 リンク