メキシコと「歴史認識」で対立 スペイン、就任式ボイコットへ 時事通信 外信部2024年09月27日07時07分配信 メキシコのロペスオブラドール大統領=8月23日、メキシコ市(AFP時事) 【サンパウロ時事】スペインがメキシコを征服して植民地にした過去の歴史認識を巡り、両国が対立している。この余波で、メキシコが10月1日の新大統領就任式にスペイン国王を招待しなかった。反発するスペインは式典をボイコットする構えだ。 メキシコ市の闘牛場、2年ぶり再開 虐待と反発も メキシコ中央部に繁栄したアステカ帝国は、探検家コルテス率いるスペイン勢によって1521年に滅ぼされた。先住民は金銀財宝を奪われた上、スペイン人が持ち込んだ疫病で人口も激減。スペインは約300年にわたりメキシコを植民地として支配した。 メキシコ側によると、ロペスオブラドール大統領は2019年、スペインのフェリペ国王に書簡を送付。その中