河北新報 東北のニュース／鳥インフル陽性確認 角田のため池

鳥インフル陽性確認 角田のため池 鳥インフルエンザウイルスの陽性反応が出たオオハクチョウの死骸が見つかった市之丞ため池＝５日、角田市豊室 宮城県は５日、角田市豊室の市之丞（いちのじょう）ため池近くで見つかったオオハクチョウ２羽の死骸のうち、１羽から鳥インフルエンザウイルスの陽性反応が確認されたと発表した。宮城県内で鳥インフルエンザウイルスの遺伝子が検出されたのは初めて。 毒性の強い高病原性かどうかの確定検査を北海道大で実施しており、約１週間後に結果が判明する。 発見場所から半径１０キロ圏内にある１９養鶏場への県の聞き取り調査では、鶏の大量死などの異常は発生していない。県は死骸が見つかった付近を立ち入り禁止にするとともに、県内の渡り鳥飛来地での監視を強化している。 県自然保護課によると、昨年１２月２６日にため池の近くの住民から「オオハクチョウ１羽が死んでいる」との通報が角田市に寄せられ

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毒性の強い高病原性かどうかの確定検査を北海道大で実施しており、約１週間後に結果が判明する