「赤ちゃん縁組」で虐待死をなくす 矢満田篤二、萬屋育子 | 光文社新書 | 光文社

「アカチャンエングミ」デギャクタイシヲナクス 2015年1月15日発売 定価：968円（税込み） ISBN 978-4-334-03838-0 光文社新書 判型：新書判ソフト 「赤ちゃん縁組」で虐待死をなくす愛知方式がつないだ命矢満田篤二/著 萬屋育子/著 「愛知方式」と呼ばれる特別養子縁組の方法がある。愛知県の児童相談所では、産みの親が育てることができない赤ちゃんを、特別養子縁組を前提とした里親委託によって、生まれてすぐから家庭の中で育てる取り組みを30年来続けてきた。かつて一地方公務員の手で始まったこの前例なき取り組みが、今注目されている。「虐待死の中で最も多い、0歳0カ月0日の虐待死」「恒久的な家族の愛情を知らずに施設で育つ子どもたち」「里親や里子を苦しめ続ける反応性愛着障害という病」……。これらすべてをなくすために、公務員でありながら圧力に負けずに新生児の特別養子縁組を断行し続けた

[frothmouth]

“愛知県の児童相談所では、産みの親が育てることができない赤ちゃんを、特別養子縁組を前提とした里親委託によって、生まれてすぐから家庭の中で育てる取り組みを30年来続けてきた。かつて一地方公務員の手で始まっ