ここに注目！ 「災害に備える！文化財救出の拠点発足へ」 | おはよう日本 「ここに注目！」 | 解説委員室:NHK

地震や津波などの大規模な災害が起きた際、文化財を安全な場所に運んで保全する「レスキュー活動」の拠点になる組織が、設置されることになりました。柳澤解説委員に聞きます。 Ｑ１：どのような組織ができるのですか？ Ａ１：「文化財防災ネットワーク」という名前の組織です。 国の補助を受けて、国立博物館などを管轄する独立行政法人の「国立文化財機構」に本部が置かれます。 国立博物館は、東京のほか、京都や奈良、福岡にありますので、災害の際は、これらの施設を拠点に、文化財のレスキュー・救出活動が行われます。 Ｑ２：組織が設置される理由は？ Ａ２：災害現場では、人命の救助が最も優先されますが、地域の文化財を救うことも大切だと考えられているからです。 そうした考えを強く印象づけたのが、東日本大震災での文化財の救出活動でした。 この活動をはじめる際、文化財や美術関係など１１の機関が全国的な支援組織を作って

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「文化財防災ネットワーク」　2014年07月22日 (火)　柳澤伊佐男 解説委員