「虐待の恐れ」で一時保護は適法 親の賠償請求棄却 - 産経ニュース

虐待や育児放棄の事実がなかったのに児童相談所が子供を一時保護したのは不当だとして、東京都の両親らが都に計６６０万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で東京地裁は１１日、「判断に違法性はなかった」と請求を棄却した。 判決によると、児相は平成２３年５月、腕にやけどの痕があった当時１歳の男児を一時保護した。以前からたばこの誤飲や、２段ベッドから落ちる事故があったため、児相は東京家裁に審判を申し立てて児童福祉施設への入所承認を求めたが、「いずれも偶発的な事故だった」と認められず、男児は翌年４月に両親の元に戻っている。 倉地真寿美裁判長は「いずれも危険な事故で、虐待などの可能性を考えて保護した判断は合理的だ。その後、審判までの間に保護の解除を判断すべき事実が判明したわけでもない」と述べた。

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【今週のフクシ・エントリ！】けっきょく「疑わしきは罰せず」なんでしょうが、疑わしい時点で子どもの福祉がかなり侵害されている可能性が大きいというジレンマ。難しいです。

[frothmouth]

虐待や育児放棄の事実がなかったのに児童相談所が子供を一時保護したのは不当だとして、東京都の両親らが都に計６６０万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で東京地裁は１１日「判断に違法性はなかった」と請求を棄却し