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2023年10月5日付にて読売新聞から、「旧統一教会への解散命令請求について」と題する取材依頼があり、10月11日に回答いたしました。 2023年10月31日付『読売新聞』に「『解散命令請求』宗教界賛否」という記事があり、他宗派・他宗教の見解が紹介される中で、曹洞宗の意見が次のように掲載されています。 曹洞宗 反対、または慎重を期すべきだ。解散では信者の宗教行為を止められず、所轄庁の管理からも逃れてしまう。 これについて、曹洞宗(以下、宗門と表記します。)の意図が全て反映されているとはいえず、また、これに起因して関係各所から質問を受けたため、宗門の見解を説明いたします。 初めに、今回の読売新聞からの質問は以下のとおりです。 1)政府・文化庁は、旧統一教会に対し、昨年11月以降、質問権を7回行使したほか、高額献金被害を訴える元信者らへの聞き取りを行い、実態解明を続けてきました。旧統一教会に対
①『信心銘拈提しんじんめいねんてい』 「寒さむき時ときは火ひに向むかい、熱あつき処ところでは扇せんを打うつ。衣いを著き、飯はんを喫くらひ、水みずを運はこび柴しばを搬はこぶ。普請ふしん作務さむ、大小だいしょう便利べんり。昼ひるは起おき夜よるは臥ふし、手てを洗あらい足を濯あらふ。恩おんを知しり恩に報むくひ、風かぜを通とおし風を露あらわす。衆生しゅじょうの度わたす可べき無なく、禅道ぜんどうの参さんず可べき無なし。是これを無心無事むしんぶじの道人どうにんと為なし、是を無名無行むみょうむぎょうの沙門しゃもんと為す。」 『信心銘拈提』 (意訳) 寒い時には火に向かい暖をとり、熱暑の所では扇で煽あおぐ。着物を羽織り、食事を摂る。水や柴を運搬したり、人びとと協力して作業を行う。また、大便・小便の用を足し、昼は起き、夜は寝る。手や足を洗う。そうした日常の中にあって、感謝の念を見出し、その恩に報おうとし、仏祖
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)により尊い命を失われた皆さまに深く哀悼の意を捧げます。 罹患された皆様におかれましては、一日も早いご回復をお祈りいたしますとともに、その近親者の皆さまに、こころよりお見舞い申し上げます。 また極限に近い状況の中で治療にご尽力頂いている医療従事者の皆さま、ならびに緊急事態の中にあってもライフライン、学童保育、介護施設、保育施設などを支えておられる方々に、深く敬意を表します。 ならびに感染拡大、自粛にともない、ご不安をかかえ、また生活に影響を受けられている皆さまにおかれましては、ご心痛、いかばかりかとお察し申し上げます。 新型コロナウイルス感染症が拡大するにつれ、多くの方々が、感染の恐怖に怯え、自らの生活に不安を抱え、動揺しています。ウイルスという目に見えない恐怖や先行きの分からない不安は、私たちから冷静さを奪い、気付かぬうちに貪りや怒りや愚かさに起
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)により尊い命を失われた皆さまに深く哀悼の意を捧げ、ご冥福をお祈り申し上げます。 また罹患された皆様におかれましては、一日も早いご回復をお祈りいたしますとともに、その近親者の皆さまに、こころよりお見舞い申し上げます。 ならびに感染拡大、自粛にともない、ご不安をかかえ、また生活に影響を受けられている皆様におかれましては、ご心痛いかばかりかとお察し申し上げます。 道元禅師が教えを説かれた鎌倉時代もまた、冷夏などの気候変動から凶作の頻発そして、疫病が流行し、「天下の人種三分の一失す」とまで言われた「寛喜の大飢饉」などがあった時代でした。そうした時勢、特に「末法」と呼ばれる中にあっても、否、そうした時代であればこそ、道元禅師は、それを理由に仏道を疎かにしてはならないことを力説なさいました。 この度の新型コロナウイルス感染症の拡大におきましても、多くの方々が
はじめに 曹洞宗では、1979(昭和54)年「第3回世界宗教者平和会議」での「日本に部落差別は存在しない」という差別発言事件をきっかけに、部落差別をはじめとするあらゆる差別の解消に向けた取り組みが始められ、36年が経過した。 特に、差別発言に関わる確認・糾弾会を通して指摘されたのは、当事者の差別発言に留まらず、曹洞宗教団が犯してきた様々な部落差別に対しての指摘である。 そのひとつに「差別戒名」の問題があり、多くの「差別戒名」が刻まれた墓石や寺院「過去帳」などが確認されている。さらに、この「差別戒名」の授与の仕方や被差別部落、ハンセン病患者、障がいをもった人々に対しての差別儀礼を指南した「差別図書」の存在などが明らかになり、また、寺院住職による「身元調査」への加担の実態も問われた。 宗門は、人権擁護推進本部設置以来、最重要課題として「差別戒名」改正、「差別図書」の回収と「身元調査」お断り運動
1月15日から1泊2日の日程で、曹洞宗人権啓発相談員協議会が開催され、初日は台東区今戸「安昌寺」を会場に、東京部落解放研究所研究員・浦本誉至史氏を講師に招き、江戸時代の浅草弾左衛門支配についてご講演をいただいた。今号は講演録として、その概要を掲載する。 会場の今戸地区は、江戸時代、今戸町と浅草新町(しんちょう)という2つの地区に分かれており、浅草新町には「長吏(ちょうり)」「猿飼(さるかい)」という2種類の被差別民が住んでいた。浦本氏はまず、「長吏」という呼び方について説明した。 「『長吏』という言葉は元々は中国の言葉で、官吏のトップ、日本で言えば長官にあたる言葉です。この呼び名は、長吏自身がそう名のったのであって、関東の人たちは『穢多』と言って差別の対象にしました。これに対して長吏たちは『穢多』という言葉を非常に嫌っており、自分たちでは決して呼びませんでした。少し前まで学校では、被差別部
About performance 都心のホールで 繰り広げられる 修行僧による“禅と祈り” 750年の間、繰り返されてきた 曹洞宗の朝の法要。 その情景を、都心の現代的ホールで、 横浜鶴見、大本山總持寺の修行僧たちが 完全再現します。 2回目となる今回は、“禅と祈り”をテーマに、 自らの修行の成就のみならず 仲間の修行成就を祈る「楞厳会」と、 世界の安寧を祈る「転読大般若」などの 迫力あふれる法要を行います。 この機会に、彼らの真摯な立ち居振る舞い、 全身全霊の祈りを目の前で体感してください。 This feeling 全身全霊で生きる 修行僧の生き方を 体感してほしい。 「毎日同じことの繰り返しでむなしい。」 「毎日頑張っても報われない。」 「このままでいいのだろうか。」 「人生を振り返っても、答えが見つからない。」 生き方に迷いが生じやすい現代社会。 そんな今こそ修行僧たちの一挙手一
曹洞宗総合研究センターは、宗門のシンクタンクとして、現代及び未来の社会において本宗が直面する事象に係る諸課題を総合的かつ機能的に調査研究し、その成果を公開するとともに、全宗門人の付託に応える人材を輩出し、もって本宗の発展に寄与することを目的とする、教団付置の研究機関です。 研究機関として 宗門のシンクタンクとしての役割をはたすため、また、内局の諮問に対する調査研究のため未来創生研究部門・近現代教団研究部門を設置しています。 未来創生研究部門では、教学に関する業務のうち、現代及び未来の社会において本宗が直面する事象に係る諸課題に関する調査及び研究を、近現代教団研究部門では、教学に関する業務のうち、近現代における本宗の社会的動向に関する調査及び研究を行います。 人材育成として 宗学研究部門・教化研修部門では、宗学研究や布教教化に関する学術および技能をもつ人材の養成を行っています。 宗学研究部門
スマートフォン・タブレット用アプリ「曹洞宗~心の鏡~」がマーケットにアップされました。 「坐禅」「写経」をはじめ、木魚や警策、鐘の音で遊べる「遊」、1日1回祖師方のお言葉が読める「心の鏡」など、充実の4コンテンツで構成された無料のアプリです。 坐禅の作法を動画で紹介したり、坐禅の最中に動くと警策の音で知らせます。写経は指で一文字づつなぞり、書き終えたら納経することができます。また、全国の曹洞宗寺院をマップから検索することもできます。 ダウンロードはこちらからiOS版 アンドロイド版 監修:曹洞宗近畿管区教化センター
「懺謝文」とは 曹洞宗が宗務総長名で1992年に発表し、宗内寺院( 海外寺院も含む)お よび図書館等の関係機関に通知した「懺謝文」は、1980(昭和55)年に 曹洞宗宗務庁が編集発行した差別図書『曹洞宗海外開教伝道史』を回収・破棄 するために、庁内委員会からの答申をもとに、当時の行政責任者が決定した公 文書です。 はじめて「懺謝文」だけをご覧いただいた方は、そのあまりに率直な内容や厳 しい語調に驚かれたり、不愉快に感じられたりするかもしれません。曹洞宗の この種の公文書として、分量の多さや論理の鋭さにおいて異例な文章であるこ とはたしかですが、それはこの文章の誕生にまつわる歴史事情が背景にありま す。 1992年「懺謝文」は、何の前提も脈絡もなく突然発表された声明文ではあ りません。 「懺謝文」本文にも述べられていますように、曹洞宗宗務庁自身が監修し発行 した『曹洞宗海外開教伝道史』 (1
曹洞宗公式ポータルサイト「曹洞禅ナビ」では、全国の曹洞宗が認可した参禅道場、坐禅会を行なっている寺院、さらには外国人の受け入れが可能な寺院を都道府県や目的の地域により検索することができます。 坐禅会の詳細については、各寺院のページをご覧ください。 【曹洞禅ナビ(寺院検索)ご利用に当たっての注意事項】 この寺院検索は、教化を目的としています。検索データを用いての商行為などは一切ご遠慮ください。 「曹洞禅ナビ」の各寺院ページの内容につきましては、直接、寺院にお問い合わせください。 初めて坐禅会等の行事に参加を希望される際には、日時・注意事項(服装等)につきまして、直接、主催寺院・団体へ事前にお電話等でご確認の上、ご参加下さいますようお願い申し上げます。 【曹洞禅ナビ】(寺院検索)へ
質問1 オウム真理教の教えについて概要を説明して下さい。 答 はじめに結論的なことを申しますと、オウム真理教の教えは一見仏教的ですが、「個人の尊厳」と「生命」をないがしろにするこのような教えは、けっして仏教であるとは言えません。 オウム真理教は1980年代半ばに、「ただ一人の最終解脱者」を自称する麻原彰晃(本名・松本智津夫)教祖が15人ほどのメンバーとともにヨガ道場を始めたことに端を発する「新宗教」と称される新しい宗教団体です。オウム真理教の教えは、インドの思想を底流にしながら様々な宗教の教えを取り込みつつ、日本人にも馴染みの深い仏教的な観念を現代風にアレンジしたもの、といえます。 オウム真理教における最高の神はシヴァ神です。シヴァ神は本来ヒンズー教の神ですが、オウム真理教においてはそれと同一ではなく、世界における唯一最高なる神であり、キリスト教でいう「ゴッド」も、仏教でいう「大日如
米アップル社の前最高経営責任者であったスティーブ・ジョブズ氏が10月5日に急逝したというニュースは世界中に大きな衝撃を与え、連日様々なメディアによって報道されておりますが、その中で曹洞宗の僧侶と交流があったことも報じられております。 その僧侶とは、国際布教師の知野(乙川)弘文老師です。知野老師は1967年にアメリカに渡り、2002年にご遷化されるまでタサハラ禅マウンテンセンター、ロスアルトスの禅センターなどで曹洞禅の布教に尽力されました。
目 次 1、オウム真理教の教えについて概要を説明して下さい。 2、オウム真理教はなぜ若者達を惹きつけたのでしょうか。 3、オウム真理教の布施と宗門の布施とはどうちがうのでしょうか。 4、ハルマゲドンと仏教の末法思想とは関連はあるのでしょうか。 5、オウム真理教のマインド・コントロールをどう受けとめたらよいでしょうか。 6、仏教を自称するのに、なぜオウム真理教は無差別テロを行ったのですか。 7、オウム真理教の悟り(解脱)と仏陀の悟りと同じなのですか。 8、オウムのヨガ的瞑想(蓮華坐)と坐禅(只管打坐)のちがいを教えて下さい。 9、ホーリーネームと戒名はどんな関連がありますか。 10、オウム真理教で説く地獄と仏教の業論はどうちがうのでしょうか。 11、オウム真理教の「出家」と仏教の出家との違いを教えてください。 12、宗門の正信とオウム真理教信者の信仰の違いは何でしょう
「禅門曹洞法語全集・坤」 「差別戒名」の指南書である「禅門小僧訓」が収録されている。 被差別民、ハンセン病者(「らい病」)、精神に障害を持つ人びとに対して、葬儀の際に「差別儀礼」を行うように指導している。 「洞上室内切紙参話研究並秘録」 (「洞上室内切紙並参話研究手記」) (「洞上室内切紙並参話研究、洞上室中秘録合本」) 「曹洞宗全書 拾遺」 「悪しき業論」に根ざした考え方の「切紙」を収録。「差別儀礼」を修行せよと指導している。 「差別図書」を放置しておくことは、新たな差別を生み出す可能性を残すばかりではなく、放置しておくこと自体が実は差別を容認していることになります。ぜひとも、もう一度、書棚や書庫をご点検いただき、新たに「差別図書」が見つかったときには、回収にご協力下さい。回収にご協力いただいた方には、当該書籍に「注意書き」や「解説」を付した「補訂覆刻版」を交換本としてお送りして
目次 ご挨拶 宗務総長 乙川良英 総合研究センター所長 櫻井秀雄 はじめに−葬祭の現代的意義と意味(奈良康明) 講演 現代における葬祭の意義−民俗のこころ(大村英昭) 地域社会における葬祭の現状と問題 −継承のイデオロギー(波平恵美子) 現代と共同体−田舎と都会(養老孟司) 質疑応答 養老先生のご回答 波平先生のご回答 大村先生のご回答 おわりに−現代の教学を求めて 講師紹介 ○司会 ただいまより曹洞宗総合研究センター設立記念オープンフォーラム「現代に問われる葬祭の意義」を開会いたします。 初めに、曹洞宗宗務総長乙川良英老師よりご挨拶を頂戴いたします。 ご挨拶 ○乙川曹洞宗宗務総長 開会に先立ちまして、一言ご挨拶を申し上げさせていただきます。 去る四月一日に開所式を行いまして、それに引き続きまして本日は曹洞宗総合研究センターの設立を記念した公開講座を開催いたすこととなり、先般、皆
平成9年2月の宗議会において、「脳死・臓器移植問題に対する曹洞宗の見解を発表すべきである」という要請がなされたことを受けて、同年4月、当時の大竹内局より現代教学研究センターに、この問題についての諮問がなされた。 研究期間は2ヶ年であったが、その間に、同年7月には「臓器の移植に関する法律」が公布され、10月には施行される運びとなって、状況は新たな局面を迎えた。 しかし、その後、脳死者からの臓器移植は実施されることはなく、今般、法律施行後1年4ヶ月を経た平成11年2月にいたって、初の「脳死移植」 が実施された。 だが、その際の過熱した報道のあり方や、臓器提供者の家族の心情への配慮な ど、予想を超えた新たな問題が噴出してくるとともに、多くの人びとにとっては、 プラスチックの搬送容器にいれられて、衆目のうちに運ばれる「臓器」の映像を目の当たりにし、臓器移植がいかなる現実であるかを初めて実感す
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叉手しゃしゅ 左手の親指を内にして握り、手の甲を外に向けて胸に軽く当て、右手のひらで覆います。 入堂 叉手にし、入口の左側の柱(襖・障子等)のそばを、柱側の足(左足)から入ります。 入ったら立ち止まり、坐禅堂のご本尊さま(聖僧しょうそうさま)に合掌し、頭を下げます(合掌低頭がっしょうていず)。 叉手にもどし、自分の坐る位置(坐位ざい)に進みます。 挨拶 挨拶の順番 自分の坐る位置(坐蒲ざふ側)に向かって合掌低頭します。 両隣の人への挨拶です。 坐蒲は坐禅用のクッションです。 隣位問訊のあと、合掌のまま右回りをして向かい側に坐っている人に合掌低頭します。 着坐ちゃくざ ❶ 足の組み方 どちらの組み方も、坐蒲がおしりの中心に位置するように足を組み、両膝とおしりの三点で上体を支えます。 結跏趺坐けっかふざ…右の足を左の腿ももの上に深くのせ、次に左の足を右の腿の上にのせます。 半跏趺坐はんかふざ…
はじめに 今から八百年ほど前の鎌倉時代に「道元禅師(どうげんぜんじ)」が正伝の仏法を中国から日本に伝え、 「瑩山禅師(けいざんぜんじ)」が全国に広められ、「曹洞宗」の礎を築かれました。 このお二方を両祖と申し上げ、ご本尊「お釈迦さま(釈迦牟尼仏)」とともに、「一仏両祖(いちぶつりょうそ)」として仰ぎます。 日常に禅の教えを取り入れる 曹洞宗の教えの根幹は坐禅にありますが、道元禅師は坐禅だけではなく すべての日常行為に坐禅と同じ価値を見いだし、禅の修行として行うことを説かれています。 丁寧な所作を心掛けよう 履物を脱ぐときに履物が乱れていませんか?履物を揃えることで心も揃います。身近なことから始めてみましょう。一つひとつの身のこなしに目を向けることで私たちの生活も調えられていきます。丁寧な所作が人格を作るのです。詳しくはこちら
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