玉三郎対談女流その世界 淡谷のり子さん（歌手）

『 玉三郎対談 十二人の女流 』 別冊・婦人画報 「玉三郎」 掲載 昭和５２年１１月発行 婦人画報社 玉三郎対談女流その世界 淡谷のり子さん（歌手） 歌、おしゃれ、いい男、そして……歌 昭和初期から、激動のときも、平和のいまも 一貫した姿勢で自分の歌を歌いつづけてきた「ブルースの女王」淡谷のり子さんを お迎えしました。 日本で最初に断髪し、濃いアイシャドウをひき、舶来の服を身につけた 昭和モダンガールは、おしゃれの面でも、いまなお健在です。──玉三郎 流行歌手は八等技芸士 玉三郎 先生、はじめまして。 淡谷 まぁ、かわいいんですね（笑）ご本人の目の前でそんなこと言っちゃいけませんけど、本当にかわいいんですね（笑）いつも舞台拝見していますよ。 玉三郎 （笑） 淡谷 だって、年増の女なんかお演りになるでしょう。何でもお演りになるんですものね。 玉三郎 ありがとうご

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坂東玉三郎と淡谷のり子の対談