東京新聞:国産小麦、ブランドの味 安全、おいしさ人気:経済(TOKYO Web)

米国やオーストラリアなど外国産の小麦（外麦）が国内消費の約九割を占める中、パンやうどん、ラーメンなどに適した国産ブランド小麦の人気が高まっている。味の良さに加え、食の安全に対する消費者の関心が高まっていることなどが背景にある。これまで外麦で製麺されることが一般的だった三重県の伊勢うどんや香川県の讃岐うどんなどの名産品にも、国産使用が広がってきている。 （山口哲人） 敷島製パン（名古屋市）の盛田淳夫（あつお）社長は、北海道で二〇〇九年に開発された小麦「ゆめちから」と出合った時、こんな感想を抱いたという。小麦はパンやラーメン用の強力粉、うどんに使われる中力粉、ケーキや菓子向きの薄力粉に大別されるが、日本の地理風土は強力小麦の生産に不向きと言われていたからだ。 ゆめちからは「病気に強く作りやすい」（北海道の小麦農家）ため、作付けする農家が急増。「パンがもっちりとした食感に仕上がる」（盛田社長）こ

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「ゆめちから」、「あやひかり」、「さぬきの夢２００９」、「ラー麦」

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国産小麦を使った食パン、敷島パンより