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ナボコフ 『カメラ・オブスクーラ』 (沼野恭子研究室)
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ナボコフ 『カメラ・オブスクーラ』 (沼野恭子研究室)
昨年、光文社古典新訳文庫より貝澤哉さんの訳による Владимир Набоков ウラジーミル・ナボコフの『Камер... 昨年、光文社古典新訳文庫より貝澤哉さんの訳による Владимир Набоков ウラジーミル・ナボコフの『Камера обскура カメラ・オブスクーラ』が刊行された。 これは3つの点で快挙だったと言える。 第1に、『カメラ・オブスクーラ』は元々がロシア語で書かれたものでロシア語から翻訳されるべき作品だという点。第2に「読みやすさ」をモットーとする古典新訳文庫シリーズに「難解」で知られるナボコフのテクストが加わった点(もちろんナボコフの作品群の中では平易なほうだが)。第3に、その相矛盾するような課題を貝澤さんがアクロバティックなまでに見事にこなしたという点である。 Ура!(バンザーイ!) この作品には、たしかにかの『ロリータ』と共通するモチーフがいくつもあるが、単に『ロリータ』の「原型」と言ってしまうのはもったいない気がする。小悪魔のような16歳のマグダに魅惑され、マグダとその愛