昭和の北区 映像で ３０日上映会 : 東京23区 : 地域 : YOMIURI ONLINE（読売新聞）

古い昭和の町並みなどの映像を集めようと、北区の住民グループが呼び掛けたところ、区民らから区内を写したフィルム約６０本が集まった。近所の人々に見送られての嫁入り、運動会の小道具を手作りする児童など、懐かしさあふれるものばかりで、３０日に初めての上映会が行われる。 住民提供６０本 家庭に眠る８ミリや１６ミリのフィルム映像を保存しようと企画したのは、住民グループ「街づくり・フロンティア２１」。今春から募ったところ、飛鳥山公園内にあった回転式展望タワーや、梶原銀座商店街で行われた子豚のレース、荒川小学校の運動会の様子など、１９５０～８５年頃の映像約６０本が集まった。 同グループは１１日から、映像の撮影日時や場所などの聞き取り調査を始める。区内の映像であれば、区と協力して無料でＤＶＤに収め、フィルムとともに所有者に返却している。今後、所有者に著作権を区に譲渡してもらい、区立図書館で貸し出しも行う計画