新幹線効果 年間６７８億円に…想定の５倍 : 地域 : 読売新聞（YOMIURI ONLINE）

◆政投銀試算 日本政策投資銀行は、北陸新幹線金沢開業による県内の経済波及効果が年間約６７８億円に上ったとの試算を公表した。開業前の２０１３年に異なる試算方法で経済効果予測を約１２４億円としていたが、５倍を超える数値を踏まえ、同行北陸支店は「これほど大きな効果が出た地域はほかになかった。金沢の観光地としての可能性が想定以上だった」としている。 観光庁や県のデータを用いた試算結果によると、開業後１年間に県内を訪問した観光客やビジネス客などは開業前に比べて宿泊客がのべ７４万人、日帰り客はのべ１８３万７０００人増加。宿泊や飲食、土産品購入、交通費などの直接消費による経済効果は約４５４億円に上った。消費拡大による原材料増などの間接１次効果が約１４４億円、所得向上などによる新たな消費喚起などの間接２次効果は約８１億円となった。 １３年の試算では、時間短縮効果がある首都圏から約３２万人の宿泊客の増加を想

[hozho]

「日本政策投資銀行北陸支店は「これほど大きな効果が出た地域はほかになかった。金沢の観光地としての可能性が想定以上だった」としている。」