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「命の教育」の十年は何だった?高1殺害で波紋 : 社会 : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)
高校1年の同級生を殺害したとして、長崎県佐世保市の少女(16)が逮捕された事件は、2004年に同... 高校1年の同級生を殺害したとして、長崎県佐世保市の少女(16)が逮捕された事件は、2004年に同市で起きた小6女児殺害事件を機に、命の教育を実践したり見守り活動を行ったりしてきた人たちにも、重い課題を突きつけた。「自分たちの取り組みは正しかったのか」と悩みながら、子供たちの命を守るための方法を模索している。 04年に事件が起きた大久保小で、子供たちの見守り活動を続けている民生委員、一山信幸さん(74)は今回の事件に「まさかと思った。市を挙げて子供たちに命の大切さを伝えてきて、少しは心に響いていると思っていたが……」と話す。そして「逮捕された少女が住む地域の住民も、同じような悩みを抱いたのではないか」とため息をついた。 04年の事件を機に、同小の校区では、一山さんら住民が毎朝通学路に立ち、登校してくる児童に「おはよう」と声をかけ続けている。だが今回の事件で「自分たちがやってきたことは十分だっ
2014/07/29 リンク