古い制服も…ＪＲ北で備品の流出続く : 社会 : YOMIURI ONLINE（読売新聞）

国土交通省北海道運輸局から、内部文書や備品の流出防止について指導を受けたＪＲ北海道。過去にも複数回、備品などの管理を厳重にするよう社内通知を出していたが、その後も制服を流出させる社員がいたことがわかった。 備品などの流出は今も続いており、識者は「社員のモラルが低い。流出を防ぐのは難しいだろう」と話している。 あるＪＲ北海道の現役社員は「２００９年に、制服のデザインが一新された後、同僚から『古い制服を売った』と聞いた」と明かす。制服は１万～２万円で売れたという。この社員は「社員には鉄道マニアだった人も多く、マニアが何を欲しがるのかを理解できる。それもあり、小遣い稼ぎでやってしまう人もいるのだろう」という。 今もネットや鉄道ショップへの備品の流出が続いていることについて、あるショップの店長は「止めるのは難しいだろう」とみている。備品の管理が厳重になれば、「逆に希少価値が上がり、販売価格も上がる

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