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「直取引」で書店は生き残れるか | 財経新聞
日本の一般的な書店では、「取次」と呼ばれる企業を介して出版社から雑誌や書籍を仕入れている。しかし... 日本の一般的な書店では、「取次」と呼ばれる企業を介して出版社から雑誌や書籍を仕入れている。しかし、2015年11月に京都市でオープンした書店「誠光社」は取次を介さず、出版社から直接仕入れを行っているという(ビジネスジャーナル)。 記事では直接取引を行うことで、大手取次との高額な契約金や取次が取るマージン分がなくなる、扱いたい書籍を自由に決められるというメリットがあるという。 ただ、この書店の経営は順調とのことだが、このような書店が成立できるのは小規模で「嗜好性の高い」書籍を中心に扱っているからというのもあるだろう。また、取次経由で仕入れた書籍のほとんどは返品が可能であるが、直接取引の場合仕入れた書籍を返品できないことが多い。そのため、単純に書店のメリットが大きくなるとは言えない面もある。 スラドのコメントを読む | ビジネス | 書籍 関連ストーリー: 出版取次「大洋社」の自主廃業、中小書