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TGS2024
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目次 11. このチュートリアルを超えて さて、それではこれからどこへ行きましょうか。もし質問が出てきたら、 誰に聞けばいいのでしょう。あるいは、プログラムでWebページを開いたり、 メールを送ったり、デジタル画像の大きさを変えたりしたくなったとしたら どうしたらいいでしょう。Rubyのヘルプを見つける場所は非常にたくさんあります。 不運にも、このことはあまり助けにはなりませんね。 私についていえば、Rubyのヘルプを探す場所は、実際たった3個所です。 それが小さな疑問で、自分で実験して答えを見つけることができそうなときは、 irb を使います。そしてもう少し大きな疑問のときは、 ピッケル本(pickaxe)を開きます。 そして、もし自分で理解できないときにはruby-talk に助けを 求めます。 IRB: インタラクティブRuby Rubyをインストールすると、irbが使えるようにな
目次 1. 数(number) さて、準備はすべて整いました。 プログラムを書きましょう。まずは、好みのテキストエディタを開いて以下を タイプしてください。 puts 1+2 このプログラム(はい、これもれっきとしたプログラムです。)をcalc.rbという 名前で保存します。(.rbというのは、Rubyで書かれたプログラムのファイル によく使われる拡張子です。) さて、コマンドラインでruby calc.rbと 入力して実行させてみましょう。画面に3が表示されるはずです。 どうです?プログラムはそんなに難しくないですよね。 puts 入門 さて、このプログラムでは何が行われているんでしょう? 1+2 が何をやっているのかは推測できますね。このプログラムは基本的に 次のものと同じです。 puts 3 putsは、単にその後に来るものを画面に出力します。 整数(Integer)と浮動小数点数
目次 0. はじめに プログラミングをするためには、コンピュータが理解できる言語、 「プログラミング言語」を話すことが必要です。 世の中には数多くのプログラミング言語があり、それぞれ異なっていて、 そのうちの多くはとても優れたものです。 このチュートリアルでは、その中で、私の好きな言語である Ruby を選びました。 Rubyは私が好きな言語というだけではなくて 今まで数多くの言語を見て来た中で最も容易な言語といえます。 実際、このチュートリアルを書いている本当の理由はこれなのです。 チュートリアルを書こうと決めてから私の好きな言語のRubyを選んだ、 のではなくて、Rubyが簡単であるのを知り、これを使ったプログラミング初心者用の チュートリアルがあるべきだと思って書き始めました。 つまり、このチュートリアルを書こうと思ったのはRubyの単純明快さゆえであって、 私がこの言語を好きだか
目次 8. メソッドの作り方 今まで見てきたように、ループやイテレータを使えば、同じことを (同じコードを)何度も何度も実行させることが出来ます。 しかし、時には同じ事を何度も行いたいけれどプログラムの中で違う場所から それを行いたいこともあるでしょう。 たとえば、心理学の学生のためにアンケートプログラムを書いてるとしましょう。 知り合いの心理学コースの学生たちからもらったアンケートの内容は 次のようなものでした。 puts 'こんにちは, 私の実験のためにお時間をとって' puts 'いただきありがとうございます. この実験は, ' puts '人々がメキシコ料理に対してどう感じているか' puts 'に関するものです. メキシコ料理について考え' puts 'すべての質問に対して, yes か no かで正直に' puts '答えてください. この実験はおねしょとは関係' puts
目次 10. ブロックと手続きオブジェクト これは、Rubyに数あるクールな特色のなかでもその際たるものです。 ほかの言語の中にもこの特徴を持っているものがありますが、そこでは (クロージャー などの)他の名前がついています。 でも、ほとんどの有名なプログラミング言語にはないものです。 では、このクールな新しいこととはいったい何でしょう。 それは、コードのブロック を作って(doとendの 間のコードをこういいます。)、それをオブジェクトとしてくるんで (手続きオブジェクト(proc) と呼びます。)、変数に保存したり メソッドに渡したりして、それでもって、そのブロックの中のコードは好きな時に (何度でも)実行させることが出来るという能力です。 なので、この特徴はメソッドと似ているのですが、これがオブジェクトに付属しているものでは ないところが異なります(それ自身 がオブジェクトなのです
未来のプログラマのためのチュートリアル 目次 00. はじめに 01. 数(number) 02. 文字列(string) 03. 変数と代入 04. 数と文字列の変換 05. メソッド(method) 06. 制御構造 07. 配列とイテレータ 08. メソッドの作り方 09. クラス 10. ブロックと手続きオブジェクト 11. このチュートリアルを超えて このチュートリアルについて...
このチュートリアルは、Chris Pineさんの Learn to Programの全訳です。 プログラミングの初心者を対象にしたチュートリアルで、つまずきやすいところを 丁寧に解説し、随所に施された細かい工夫により、非常にわかりやすい内容になっています。 言語にはRubyを選択し、数字と文字、メソッドとクラスなど、 本当に基本的なところを一通り追いかけており、WebプログラミングやGUIなどは 含まれていません。「プログラミングとは何か」ということを知る最初の機会には、 良いテキストだと思います。 原文のチュートリアルは、CGI呼び出しにより、目次も入れて13ページを出力する ひとつの大きなRubyプログラムから出来ており、例題のプログラムはリロードする ごとに、その場でサーバにより実行されるという大きな特徴を持っています。 翻訳の際は、この特長を生かしたままできるだけ原文に忠実になるよ
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