ゲテ本レビュー

究極。最強。最悪。 ゲテモノ食いの本物指向のガイドブック。 よくあるゲテモノ本と違い、噂や伝聞に基づく内容ではなく、実際に著者が調理し、食べたというもの。 カラー写真は巻頭の数ページのみ。ただし内容はスーパーハード。 たらいの中で泳ぐ金魚の写真の横には金魚の塩焼き。つぶらな瞳でこちらを見つめるかわいいヒヨコの写真の横には、スープの中に横たわるヒヨコ。。。屈折している。 ネコのステーキ、ランチュウ(金魚)の唐揚げ、ウサギの頭焼きまでカラー掲載。 食材ごとの写真はモノクロではあるが点数は豊富。 食材のシメ方、さばき方は詳細なイラストによる解説付き。 調理方法の解説も詳しい。 著者は徹底した平等・実践主義を貫く。ベジタリアンの愚を叩き、安易な動物愛護論を説得力ある言葉で喝破する。文章技術は高く、闊達。 気持ち悪さは最強。 ツッコミ度も深く、妥協が見られない。 もちろん、上

[felis_azuri]

興味深い情報が多々。味の表現が上級過ぎて想像が付かない場合がしばしばあったりするけど。ところで、ハムスターを焼いても『焼きハツカネズミ』にはならないと思う。