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層雲と随雲
「層雲」はなぜ「随雲」になったのか?、「層雲」はつぶれたのか? 知らない人には疑問だろうし、知りた... 「層雲」はなぜ「随雲」になったのか?、「層雲」はつぶれたのか? 知らない人には疑問だろうし、知りたい人もいるだろう。そこで、このいきさつについて触れておく。 これはある人物による謀略の結果である。この人物によって自由律俳句の歴史に一大汚点が残されてしまったのだ。 井泉水亡き後、層雲は K の編集によって継続発行された。組織は集団指導体制というのであろうが、別段規約的なものはなかったようだ。そのうち、中心的人物が次々に世を去り、約17年、 K は次第に自信を強めていったのだろう。経営的立場から指導者的立場を意識するようになったらしい。 それで誌面の扱いでも独断が目立ち、大会の運営でも不審の声があがるようになった。Kの言い分はこうである。「これからの層雲は短詩雑誌を目ざすべきで、このことは井泉水師も言われている。層雲が自由律俳句だけを目ざしていたら、これからの俳詩壇の近代化に立ち遅れる」 つま
2016/05/26 リンク