女子刑務所“受刑者の処遇改善に努める” NHKニュース

上川法務大臣は佐賀県にある女子刑務所を視察し、地域の看護師を雇用して高齢の受刑者に対応する取り組みを拡大するなど、受刑者の処遇改善に努める考えを示しました。 上川法務大臣は、１７日、佐賀県にある女子刑務所、麓刑務所を視察し、刑務官との意見交換会に臨みました。 麓刑務所では６０歳以上の受刑者が４分の１を占めている一方、女性の刑務官の半数以上が２０歳代で、刑務官からは、「年上の受刑者への指導が難しい」という意見が出されたほか、病気の治療が必要な受刑者も多く、刑務所の負担が重くなっている現状などが報告されました。 全国の女子刑務所では、受刑者の増加に加え、高齢化への対応が課題となっていて、麓刑務所を含む３つの施設では、平成２６年度から地域の看護師や助産師を雇用し、受刑者のケアに当たる取り組みを始めています。 法務省はこの取り組みを新年度・平成２７年度から７つの施設に拡大する方針で、上川大臣は記者

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