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メボス? | 港町横濱よもやま日記
『日本の英語辞書と編纂者』の著者・早川勇氏の次の書『英語になった日本語』(仮題)の校正・校閲を進... 『日本の英語辞書と編纂者』の著者・早川勇氏の次の書『英語になった日本語』(仮題)の校正・校閲を進めているが、日本語の語彙が英語に取り入れられていく過程が著者の想像・仮説も含めて物語風に説かれており、つい、仕事の手を止め読んでしまう。 mebosという単語がOED(Oxford English Dictionary)に入っているそうだ。その説明によれば、十八世紀の英語文献に初めてmebosが現れるが、語源的にはアフリカーンス語(南アフリカ共和国で用いられる公用オランダ語で、十七世紀のオランダ人移住者の話し言葉から発達した言語)ということになっているという。mebosがどんな食べ物か、OEDの記述を著者は引用しているが、日本の梅干に酷似している。 歴史的に考えてみて、当時、オランダ東インド会社がアジア地域で活躍しており、その支店が日本にも出来ている。オランダ商館と呼ばれた。おそらく、と著者は言
2021/06/27 リンク