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セーフティーネットがある中で自分の限界を知ることは大事 新多真琴氏(以下、新多):劇薬として、なにも整っていないスタートアップに行って、とりあえず全部やるみたいことをすると、万に一ぐらい、なにかが身につく……みたいな事象があったりしますが、あまりお勧めできない。 佐藤大典氏(以下、佐藤):(笑)。そう言われて、自分の最初のキャリアが劇薬だったことに気づきました(笑)。 新多:(笑)。多少の生存者バイアスは、どうしてもかかってしまうなと。キャリアを重ねてこられた方と私もお話をさせてもらうことが増えてきた中で、やはり生存者バイアスは一定存在するなと思います。 なので、生存してしまった我々の使命は、それを体系化して、1度死地に追い込まれなくてもきちんと再生産できる仕組みを整えるということなんじゃないかっていう(笑)。 佐藤:なるほどね(笑)。いや、すごく共感します。そっか。過去にやはりあまり労働
経営に関わる中で使命感がまったく変わっていった 新多真琴氏(以下、新多):キャリアをより経営に近づけていく中で、いろいろな発見があったと思いますが、チームのマネージャーをやっていた時と経営に携わっていた時で、ここは視点として違ったな、みたいなポイントはありますか? 佐藤大典氏(以下、佐藤):やはり、何に向かっているのか、どこに成果を出そうとしているのかというスコープがぜんぜん違うなと思いますね。 ことチームであれば、チームが持っているプロジェクト、チームのメンバーという、自分の管掌範囲でしか考えられなかったなと思っていて、立場がどんどん変わると、やはり管掌範囲と関わる人がどんどん増えていく。 新多:そうですね。 佐藤:会社の状況や財政なども把握してくると、「今はこういうことをやらなきゃならないんだよな」と。でもそれが開発ではない別のなにかだったりするので。 新多:ですよね。 佐藤:そういっ
「ChatGPTによる新規事業開発の進化」をテーマに、リブ・コンサルティングが新規事業やサービス開発に取り組む人に向けたイベントを開催。同社の先進技術研究組織「ACROBAT」の所長・森一真氏が、ChatGPTを新規事業開発に活用する方法を語りました。 前回の記事はこちら AIに適した知的労働 森一真氏(以下、森):データの分析も知的労働ですし、チームビルディングもある意味知的労働かなと思いますが、特に情報処理的で、かつ問題が曖昧ではなく、ちゃんと定義できるものほどAIに向いています。いわゆるリサーチや分析はどんどん優先的にAIに置き換わっていきます。 新規事業アイデアは(スライドの)真ん中にあるんですが、若干情緒的なところや文脈的なところもありつつ、リサーチ等の情報処理的な業務負荷が著しく高いので、うまくプログラムを組むことでかなりAI化が進みやすいと思います。 逆にリーダーシップやチー
現状把握のために実施したこと じゃあ、これを基に実際にどういうふうに考えてどういうところをやってきたかをこれからお話しできればなと思います。 まず現状把握です。(スライドを示して)今見てもらっているのが、これまで自分が体験してきたり、ほかの企業の方との情報交換とかで出てきた、製品開発におけるよくある問題だと思ってもらえればと思います。みなさんもたぶん、これまでの経験の中で、こんな声や課題は、かなりあったんじゃないかなと思っています。 前職のECの経験でもこのあたりはありました。例えばシステムが肥大化して品質維持のためにかかる工数が多くて、「新規機能開発になかなか時間がかかりますよ」となったり、事業部とかから要望、HOWの指定がけっこう多くて、顧客の課題がぼんやりしていたり。 あとは、ビジネス側からすると、思ったとおりのタイミングでリリースできないことがあるとか、もっと多くの要望を実現したい
開発チームの成果を最大化するEMを目指すには? 「20代中盤は“野生の勘”でマネジメントっぽいことをしていた」 佐藤大典氏が『エンジニアのためのマネジメント入門』を書いたわけ 主にエンジニアを対象としたピープルマネジメントを主軸に、エンジニア採用からプロダクトマネジメントに至るまで、会社のフェーズによってさまざまな役割を求められるEM(エンジニアリングマネージャー)。やるべきタスクの多さに比例して悩みも増えがちな職種ですが、ロールモデルがまだまだ少ないのが現状です。 そこで今回は、LayerX EMの新多真琴氏をモデレーターに迎え、『エンジニアのためのマネジメント入門』の著者である佐藤大典氏にEMの役割、必要なスキルセット、キャリア形成など、チームを成果に導くEMになるために必要なことについておうかがいしました。全3回。 『エンジニアのためのマネジメント入門』の著者・佐藤大典氏 新多真琴氏
江草陽太 大阪府生まれ。ネットワーク、データベース、情報セキュリティのスペシャリスト。 洛星中学・高校のロボット研究部創立メンバー。ロボカップジュニアジャパンなどのロボコンに出場。 その後、大阪大学工学部電気電子情報工学科に進学。NHK大学ロボコンに出場。学生時代より個人事業としてシステム開発を行う。 2014年10月、新卒採用によりさくらインターネットに入社。「さくらのVPS」等のバックエンド開発を担当。IoTプラットフォーム「sakura.io」の開発責任者を担当し、サービス設計と開発を行う。 2016年7月、執行役員に就任。現在は、さくらインターネット全体の技術統括とコーポレートIT、情報セキュリティを担当。宅急便をSlackから発送できるサービスを開始するなど、コーポレートITに関わるDXのサービス化も行っている。 エンジニアには経営視点が必要なのでしょうか? うーん。部分的に「は
現状把握、目標設定、問題特定 プロダクトマネージャー組織の立ち上げで重要視した3つのこと ARR100億超SaaSをさらに成長させるPdM組織の立ち上げと今後について #1/2 本セッションで話すこと 稲垣剛之氏:「ARR100億超SaaSをさらに成長させるPdM組織の立ち上げと今後について」ということで話せればなと思います。よろしくお願いします。 まず、このセッションで話すことについてを書いています。プロダクトマネジメントの組織を立ち上げて、現在に至るまでの話をするつもりです。 話すこととしては、どういう状態だったのかと、どのように進めたのか。あと、結果としてどうなったのか、今後はどうするかを話そうと思います。 どんな人に聞いてほしいかという点でいうと、これからプロダクトマネージャーの役割や組織を確立しようとしている方だったり、あとはプロダクトマネージャー関係なく、これから新しい役割の組
mpyw氏が出題するLaravelクイズ 6問 非常に危うい動作をするのは?使い方が間違っているのは? Laravel クイズ (for Qiita Night) 今回のクイズはLaravelクイズの第3弾 mpyw氏:「Laravelクイズ ~Qiita Night PHP 2023 Winter~」ということで始めます。よろしくお願いします。今回は「Qiita」のスライドを使わせてもらっています。(倍率が)100パーセントだと見にくかったので、50パーセントでだいぶ縮小して表示しています。自己紹介をしていると時間がないので、さっさと始めていきます。 以前の問題。最初に作ったLaravelクイズがあって、それに続き弊社の@fuwaseguくんが作ってくれた問題があって、(さらに)それに続いて第3弾ということで、今回また私から出題させてもらった内容になります。 以前から「Twitter」上
「ChatGPTによる新規事業開発の進化」をテーマに、リブ・コンサルティングが新規事業やサービス開発に取り組む人に向けたイベントを開催。同社の先進技術研究組織「ACROBAT」の所長・森一真氏が、ChatGPTを新規事業開発に活用する際のポイントなどを語りました。 生成AIの衝撃 森一真氏(以下、森):では、本編に入っていきたいと思います。ちなみに11月にも同じタイトルでセミナーをやり、今回はその時の「再講演」ということだったんですけれども、実は大幅に内容をアップデートしまして。「バージョン2」ということで(笑)、ぜひ聞いていただければと思います。 生成AIは非常に進みが速い領域なので、まずは最新トレンドをご紹介します。また新規事業開発の中で、AIをどう活用していくのかという考え方もお話しします。特にアップデートが大きかった事例を詳しく紹介したあと、パネルディスカッションに進めていきます。
片付けパパ(R)/家電メーカー現役社員/パラレルキャリア研究家/国家資格キャリアコンサルタント/一般社団法人パラレルキャリアマネジメント協会 事務局長・理事/合同会社五方よし エグゼクティブ・アドバイザー/NPO法人 SECIプレイス アンバサダー 「知識創造理論」のキーコンセプト4つ 西原文乃氏(以下、西原):今日ご紹介するキーコンセプトは4つあるんですが、1つは「知識」。特に形式知と暗黙知の話です。そして2つ目が「SECIモデル」。SECIプレイスやSECILALAとか、先ほどからちらっと出ているSECI(セキ)です。 そして(3つ目と4つ目が)「場」と「実践知リーダーシップ」。こちらの写真は野中郁次郎先生です。2024年5月で89歳になられますが、まだ元気に研究されていらっしゃいます。ここでちょっと質問なんですが、「ナレッジ・マネジメント」を聞いたことはありますか? 大村信夫氏(以下
株式会社LayerX・プロダクトマネージャーの梶原氏は、APIを活用することでSaaSにどんな価値が増えていくのか、そしてSaaSにおける外部APIの重要性について話しました。 LayerXの事業紹介 梶原将翔氏:株式会社LayerXの梶原と申します。だいたい“かじさん”と呼ばれていて、Twitter(現X)も“かじ(@kajicrypto)”でやっていますので、フォローしてもらえるとうれしいです。 今日は「SaaSの利用体験を拡張せよ〜APIですべてが繋がる世界へ〜」というLTをしたいと思います。最初に事業の紹介をします。 LayerXという「すべての経済活動を、デジタル化する。」ということをミッションに掲げた会社でいくつか事業をやっているのですが、一番大きい事業が「バクラク」シリーズというBtoB SaaSになります。 バックオフィス向けの業務効率化を推進するSaaSで、2021年の1
江草陽太 大阪府生まれ。ネットワーク、データベース、情報セキュリティのスペシャリスト。 洛星中学・高校のロボット研究部創立メンバー。ロボカップジュニアジャパンなどのロボコンに出場。 その後、大阪大学工学部電気電子情報工学科に進学。NHK大学ロボコンに出場。学生時代より個人事業としてシステム開発を行う。 2014年10月、新卒採用によりさくらインターネットに入社。「さくらのVPS」等のバックエンド開発を担当。IoTプラットフォーム「sakura.io」の開発責任者を担当し、サービス設計と開発を行う。 2016年7月、執行役員に就任。現在は、さくらインターネット全体の技術統括とコーポレートIT、情報セキュリティを担当。宅急便をSlackから発送できるサービスを開始するなど、コーポレートITに関わるDXのサービス化も行っている。 新卒2年目のJavaエンジニアです。コロナ禍のリモート仕事しか知ら
大手企業1社で勤め上げた人が、転職でぶつかる壁 井上和幸氏(以下、井上):今黒田さんがおっしゃってくださったとおりだと思います。当社のエグゼクティブサーチ事業でキャリアのご相談とか転職のご相談をいただいた時に、わりと共通して出る話題というか。今から言うことは、言い方がきつく聞こえる方がいらっしゃったら大変恐縮なんですけども。 一般論的に言うと、大手企業でずっと1社に勤められたミドル・シニア世代の方。それなりの役職にもついてらっしゃって、初めて転職をされようとご相談いただく方に多いのが、まさしく「今後どういうふうにしていきたいですか?」というすごくシンプルな問いに、なかなか答えられない(ということ)。 良くも悪くも、会社が「君、次はここに行ってくれ。次はこれをやってくれ。よし。次は海外だ」とか言って、「わかりました!」と。そこで会社が求めたことに成果をしっかり出されてプロモーション(昇進)を
1人目PM→PMのチーム化の変遷で起きた“異なる見え方” 「イチ事業家としての振る舞い」から「権限委譲の意識」へ PM1人から、PM2人3脚を経て、PM4人チームになった話 長井氏の自己紹介 長井大輔氏:私は途中ジョインというより、私自体が創業メンバーの1人なので、そういった目線でPMが増えてきた経緯みたいな話をできればと思っています。 まず簡単な自己紹介です。あらためまして、長井と申します。COOという役回りです。川崎出身で、ディー・エヌ・エーに新卒で入社して、当時は飛ぶ鳥を落とす勢いだった「Mobage」の事業をやって、そのあとに新規事業をやったり、子会社に行ったり、カーシェアリングのサービスを立ち上げたり。約7年間在籍してそういったことをやっていました。 その後はBCG Digital Venturesという、ボストンコンサルティンググループという外資向けのコンサルティングファームの
会社にいる「嫌な人」は、いなくなるのを待つ 前田鎌利氏(以下、前田):(参加者コメントで)「マイクロマネジメントで、嫌だし合わないからと敵にした自分を反省してましたが、その人がいなくなるのを待ちました」。 山本大平氏(以下、山本):いいですね(笑)。これはすごく良い視点ですよね。 前田:仮にこういう嫌な方がいたとした時に、周りからいなくなったことってありました? 山本:あります。(人間は)0か100かじゃないから、間のゾーンのタイプの人もいました。その場合に、この「いなくなるのを待ちました」はかなり良い術です。鎌利さんも僕も、日によってコンディションは違うじゃないですか。その視点が、この「いなくなるのを待ちました」というご回答と、僕の中ではつながるんです。 めっちゃ寝た次の日ってすっきりしてますよね。その時はたぶんセロトニンやオキシトシンがいっぱい出ているので、脳が良い状態。でも、寝ていな
新刊『時短の一流、二流、三流』が好評の越川慎司氏が開設するVoicyチャンネル「トップ5%社員の習慣ラジオ」。今回は「私のキャリアは運命の出会いで磨かれた」と題した放送回の模様をお届けします。ソフトウェア開発で注目され、さまざまなビジネスシーンで活用できる2つの手法を紹介しました。 ■音声コンテンツはこちら ソフトウェア開発で注目された2つの手法 越川慎司氏:今回は「アジャイル」と「スクラム」について、ご紹介します。共にソフトウェアの開発手法として有名です。2000年代に世の中の変化が激しくなったことで、要件定義から検証、テスト、リリースまで時間をかけてしまうと、変化に対応できなくなるというものですね。 例えば家庭用ゲーム機。「PlayStation」や「スーパーファミコン」「NintendoSwitch」「Wii」といった据え置き機は、3年から4年かけて新しいものが出ます。例えば「Pla
最近ではミドル・シニア層の人材獲得競争が激化しています。株式会社経営者JPが主催した本イベントでは、2023年を振り返りながら、ミドル・シニアが押さえておくべき、キャリアと転職のトレンドを深掘りしました。本記事では、合同会社THS経営組織研究所 代表社員の小杉俊哉氏、株式会社ルーセントドアーズ代表取締役の黒田真行氏をゲストに迎え、2023年の人事界でのバズワードから、ミドル・シニア世代の課題を解き明かしました。 世の中の流れからミドル・シニアのキャリアを考える 井上和幸氏(以下、井上):本日は3名の鼎談でお届けしてまいります。まずお一人目、小杉さんにご登場いただきます。小杉さんは特に自律型教育研修、またご著書『リーダーシップ3.0 カリスマから支援者へ』でご存じの方もいらっしゃるかもしれません。経営者JP主催のセミナーやワークショップでも、リーダーシップの変遷理論を軸にお話や研修をしてくだ
つい仕事を押しつけられてしまう時の対処法 前田鎌利氏(以下、前田):3つ目の質問にも行こうと思います。「自分がチームメイトに協力を求め、仕事をみんなで分担する場合は自分でコントロールできるからそれで良いと思うんですが、上司・同僚・部下との協力にとどまらず、利用されたり仕事を押し付けられたりしないようにするコツはありますか?」。 「いいように使われないようにしたいな」ということですかね。敵に回さないために、利用されないようにするために、どういうふうにしたらいいでしょうかと。 山本大平氏(以下、山本):なるほど。めちゃくちゃありがたい質問です。どうされています? 前田:頼りがいがあって、いろいろとお願いしたいなって思われると、何でもかんでも「人がいいね」と言われて、上手に断らないとどんどんお願いをされちゃう。そんな感じかな? 山本:「押しつけられない」ということですよね。実はまさしくこの本(『
コードレビューが怖かった私の、レビューへの向き合い方が変わった話 ソニックガーデンジムに参加してコードに対する向き合い方が変わった話 登川氏の自己紹介 登川仁至氏:じゃあ始めていきたいと思います。「ソニックガーデンジムに参加してコードに対する向き合い方が変わった話」という長めなタイトルなんですが、そのまんまの感じになります。 まず自己紹介から言っていきます。ソニックガーデンジム7期生。前期ですね。プログラマー歴も2、3年ぐらいですね。今はWebアプリケーション開発をしています。沖縄に住んでいて今日はすごく暑くて半袖でもぜんぜんいけました。すごく暖かいです。「白くま」が横なのは、あんまり気にしないでください(笑)。ちなみに名前は「ノボ」です。よろしくお願いします。 本セッションで話すこと 今回何を話すのかです。タイトルどおり、「ソニックガーデンジムに参加してコードに対する向き合い方が変わった
プロダクトマネジャーの意思決定について発表したのは、スマートバンク社の森口貴之氏。「プロダクトマネージャーカンファレンス2023」で、意志決定の難しさと説明する上でのポイントを語りました。 開発優先度をどう判断して、意思決定の理由をどう説明していますか? 森口貴之氏:よろしくお願いいたします。最初に、この登壇のタイトル自体も、「その意思決定、説明できますか?」という質問形式だったのですが、プロダクトマネージャーのみなさんに質問です。プロダクトマネージャーが頻繁に行う意思決定である、優先度の判断について、次に取りかかる施策の優先度をみなさんはどのように判断されていますか? 例えば、目標とするKPIに対してどのようなインパクトがあるかを試算したり、緊急度と重要度のマトリクスを考えたり、セールスチームと相談して、温度感が高いものから手をつけるなど、会社やチームの状況に応じていろいろな方法で決めら
マッチングアプリを作るはずが、オタク向けSNSを作ることに 「自己エスノグラフィ」を実践してわかった“顧客が本当に求めていたもの” 個人開発はユーザーリサーチが9割 むろ氏の自己紹介 むろ氏(以下、むろ):「個人開発はユーザーリサーチが9割」という話をします。 (スライドを示して)「残りの1割は何なの~」と言ってくれている小さな子(のイラスト)がいます。伏線みたいに見えるかもしれませんが、別に1割の話はしません。よろしくお願いいたします。 (一同笑) (説明を)しそうに見えるがしない(笑)。 自己紹介です。インターネットでは「murokaco」というIDで活動しています。仕事はUXデザイナーです。10月に転職したばかりで、今の所属はfreee株式会社で、SaaSのサービスのデザインの基盤のあたりにいます。 その関係もあってこの個人開発の話を今回するんですが、今は転職したばかりなので、実は副
少子高齢化や都市部への人口流出によって、地方自治体は人口減少の問題を抱えています。業務は増えていくのに、職員は減っていく……。本イベントでは、そんな状況を打開するために、広島県の三原市役所が行った取り組みについて語られました。本記事では、三原市 デジタル化戦略監の増田剛洋氏と三原市 デジタル化戦略監 デジタル化戦略課の中谷祐基氏をゲストに迎え、自治体のデジタル化を進めるためのポイントを語ります。 行政機関や自治体で進む、業務の効率化と情報の共有化 髙野諄氏(以下、髙野):それでは、このセッションでは「kintoneをみんなで使い倒せ! ― 全職員が内製で挑む "みはらカイゼン塾" ―」ということでスタートさせていただければと思います。「Cybozu Days」2日目になりましたが、みなさん楽しんでいただいておりますでしょうか? この時間では、三原市役所のお二人をゲストにお招きしました。 近
江草陽太 大阪府生まれ。ネットワーク、データベース、情報セキュリティのスペシャリスト。 洛星中学・高校のロボット研究部創立メンバー。ロボカップジュニアジャパンなどのロボコンに出場。 その後、大阪大学工学部電気電子情報工学科に進学。NHK大学ロボコンに出場。学生時代より個人事業としてシステム開発を行う。 2014年10月、新卒採用によりさくらインターネットに入社。「さくらのVPS」等のバックエンド開発を担当。IoTプラットフォーム「sakura.io」の開発責任者を担当し、サービス設計と開発を行う。 2016年7月、執行役員に就任。現在は、さくらインターネット全体の技術統括とコーポレートIT、情報セキュリティを担当。宅急便をSlackから発送できるサービスを開始するなど、コーポレートITに関わるDXのサービス化も行っている。 需要がなくならないエンジニアであり続けるために必要なスキルとは何で
Blue Whale Systems株式会社の植山類氏は、「LLVM lld」「mold」が解決したプログラムのビルドの問題を例に、“大きな問題”を解決することについて話しました。全3回。前回はこちらから。 同じ人が何回も成功できる外部的要因と心理的要因 植山類氏:「では、挑戦していくにはどうしたらいいの?」という話をしようと思います。(スライドを示して)この人たちが誰だかわかりますか? まぁ偉い人たちなんですけど。右がケン・トンプソンという人で、「UNIX」の開発者です。左がロブ・パイクという人で、Go言語を作った人です。 この人たちは、ロブ・パイクは、僕のGoogleのオフィスのわりと近くで働いていて、見たことがあります。ケン・トンプソンも1回オフィスで見たことがあります。 この人たちはUNIXやGoを作っただけじゃなくて、他にもPlan 9というOSやInfernoというOSを作った
「潜りの定数」を“変数化”するためのプロセスを発表したのは、株式会社TVerの谷内健太氏。「プロダクトマネージャーカンファレンス 2023」で、その重要性とポイントを語りました。 登壇者の自己紹介とアジェンダの紹介 谷内健太氏:TVerで働いております、谷内と申します。よろしくお願いします。 「定数を変数化する覚悟-レバレッジの効く変数を獲得するという考え方-」というセッションのタイトルでお話をさせていただきたいと思っています。 少しウェットというか、泥臭い内容を含む内容だったりするのですが、今回のテーマが「覚悟」ということで、そういったところを少し後押しする内容になればいいなと思っています。よろしくお願いします。 最初に私の自己紹介を簡単にさせてください。谷内健太と申します。キャリアは、博報堂DYメディアパートナーズという広告会社からスタートしており、その後2020年から株式会社TVer
4月の新入社員受け入れを控える人事担当者などに向け、一般社団法人日本アンガーマネジメント協会の代表理事・安藤俊介氏が「企業で生きるために必要なアンガーマネジメントスキル」について解説します。本記事では、新入社員を迎えるにあたって企業側に求められるコミュニケーション術などを語りました。 前回の記事はこちら 新入社員を迎えるにあたって、組織側に必要なこと 安藤俊介氏:オンボーディングに必要なことは4つあると思っています。1つ目は「同じところ」が見つけやすくなる仕組みがあるかどうか。冒頭から言っているとおり、人間関係作りにおけるポイントは、「同じところが見つかるかどうか」と「違いに対する許容度が上がるか」です。 同じところを見つけやすくなるためには、「自分と何が一緒なんだろう?」と、組織側と同じところを見つけやすくしてもらう仕組みが作れるかどうかです。新人の子からすると「この組織って、自分が考え
Blue Whale Systems株式会社の植山類氏は、「LLVM lld」「mold」が解決したプログラムのビルドの問題を例に、“大きな問題”を解決することについて話しました。全3回。前回はこちらから。 サーバーサイドのアプリケーションで分散処理をさせる必要は本当にあるのか? 植山類氏:「では、大きな問題って何?」という話で、いくつか例を挙げてみたいと思います。これは必ずしもそうするべきという話ではなくて、エンジニアリングはトレードオフなので、すべての選択肢に良いところもあれば悪いところもあります。 ただ、検討もしない、最初から考えてもみないというのは、それはそれで正しいエンジニアリングとは言えないので、気づきを与えるという意味で「こういうふうに考えてみることもできるんじゃないの」という話をいくつかしたいと思います。 このセッションを見ている方で、サーバーサイドのアプリケーションを書い
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