ブックマーク / arinkurin.cocolog-nifty.com (4)

  • 反原発派の自然知らず その3 農地「除染」のコロンブスの卵 - 農と島のありんくりん

    「美味しんぼ」に荒木田岳氏の除染の経験がでていましたね。屋根にコンプレッサーで水を高圧噴射して洗い流して、庭は表土を剥いで客土したのだと思います。 この方法は、大がかりでコストがかかる上に、荒木田氏も述べているように作業員が放射性物質の含まれた表土や汚染水を浴びて2次汚染してしまうケースもあって、問題も残るのも確かです。 また、除染残土の行方も決まらないでいます。しかし住宅地では代替案がないため、住宅地、学校や公共施設では、この方法が取られているようです。 では、最大の被曝面積の農地はどうしたらいいのでしょうか。ともかく面積の単位がハンパなく違います。 ある反原発派の人から、こんな質問を受けたことがあります。 近所の農家がトラクターをかけていましたが、あんなことをすれば、せっかく地表下5㎝から10㎝に止まっているセシウムがもっと下にまでバラ撒いてしまうのではありませんか? いい質問です。セ

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  • 3年ぶりで思い出した2011年夏のリンチの血の味 - 農と島のありんくりん

    えげつないコメントが来ていますね。 ひさしぶりで2011年夏の「リンチの血の味」を思い出しました。 いやはや、この人たちは3年間なにをしてきたのでしょう。まったく成長していませんね。 どんなに詳細なデータを出しても振り向きもしないで、自分が気に入らないことだけ騒ぐ。 こちらが言ってもいないことも、歪曲して勝手にキレる。 もっとも3年前はこんなもんじゃなかった。「被曝」地でがんばっていますと書いただけで、「早くやめろ」「東電の犬」「東日は既に終わっている」とまで言われましたからね(苦笑)。 大分減ったと思っていたのですが、「低線量で突然死」ですか・・・。そういうことを言う人に限って「移住の手伝いをしろ」なんて言い出すんですが。 「突然死」の死因はなんなんです?ソースはなんです。 そのテの情報は、ことごとく「○○という話だが政府・東電が秘匿している」という正体不明情報か、「○○だという」ネッ

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  • 飯田哲也氏のメガ・ミスリードその1 太陽光発電とFIT制度はなにをもたらしたのか? - 農と島のありんくりん

    時代の変わり目には、えてして既存の価値観をかき回すようなトリックスターが生まれることがあります。飯田哲也(てつなり)氏もそのひとりでした。 福島第1原発事故以前の飯田氏は、「北欧のエネルギーデモクラシー」というに現れるように、地域の中で企業や住民が協同して新しいエネルギーの地域自給システムを作っていくことを説く環境研究者でした。 この再生可能エネルギーのあり方には、今でも私は強く共感します。しかし、彼は変質します。 福島第1原発事故直後に、脱原発と次代のエネルギー政策を柔らかい語り口で伝えられる人材が払底していたために、一挙に彼は脱原発時代の寵児に祭り上げられてしまったからです。 飯田氏は、再生可能エネルギーによって原発ゼロが可能だとし、なかでも太陽光発電をFIT(フィード・イン・タリフ/全量固定買取り制度)で拡大すべきであると主張しました。 これではまるで、来は地域自給の一環であった

    飯田哲也氏のメガ・ミスリードその1 太陽光発電とFIT制度はなにをもたらしたのか? - 農と島のありんくりん
  • 「未来の党」飯田哲也氏が見なかったスウェーデン1980年代以後の民意の変化 - 農と島のありんくりん

    「未来の党」代表代行の飯田哲也氏が、スウェーデンに対してある種の憧憬を込めて語る時、私はいつも「なんだかなぁ」、という気分に襲われていました。 というのは、スウェーデンは脱原発派の人たちにとって反面教師のような存在だからです。 飯田氏は、「今の日は80年頃のスウェーデンに似ている」(ニューズウィーク日版 2012年10月31日)と述べています。 飯田氏は1980年代から90年代初頭に、かの国に留学していますから、肌でその空気を知っているのでしょう。 そのあたりは、「北欧のエネルギー・デモクラシー」(2004年)という著書に詳しく書かれています。私もかつてはかなり影響されました。 このころの飯田氏を、私は高く評価していました。新しい時代の高木仁三郎になってほしいと思っていました。 そう、確かに彼が言うとおりスリーマイル原発の事故を受けて、スウェーデンの国論を二分した1980年代頃に今の日

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