7月の日照不足やその後の高温などの影響で、キャベツの高値が続いています。一方、レタスやきゅうりなどの価格はピークを越え、さらに下がっていく見通しです。 それによりますと、先週の全国の平均価格は平年と比べて、レタスは2.1倍、キャベツは1.9倍、じゃがいもは1.5倍、なすやきゅうりも1.4倍となるなど、いずれも平年を上回っています。 レタスやじゃがいもの価格は前週と比べて下がりましたが、キャベツは主な産地の群馬県で雨が少なかったため、出荷量が減って価格も上昇しています。 一方、東京都中央卸売市場の24日の卸売価格は、キャベツは平年と比べて1.8倍と高値が続いているものの、レタスやきゅうり、それになすなどの価格は平年並みの水準まで下がってきています。 農林水産省は「雨が降らなければキャベツの価格は高止まりが続くが、レタスやきゅうりなどはピークを越えたため、小売り価格もさらに下がっていくとみられ