欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのビルロワドガロー仏中銀総裁は11日、ECBは資産や担保の適格要件やウエート付けで気候リスクを考慮に入れるべきだと指摘した。2019年7月撮影(2021年 ロイター/Pascal Rossigno) [パリ/フランクフルト 11日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのビルロワドガロー仏中銀総裁は11日、ECBは資産や担保の適格要件やウエート付けで気候リスクを考慮に入れるべきだと指摘した。気候変動は物価を押し上げると同時に景気を冷え込ませるスタグフレーション的効果を持ち、ECBの物価安定目標を揺るがす恐れがあるため。