ロシアで政権に批判的な放送を行ってきたラジオ局が3日、30年以上続いた放送を停止し、会社の解散を決定したと発表しました。ウクライナへの軍事侵攻を続けるプーチン政権に批判的な独立系のメディアに対する言論統制が強まっています。 ロシアで政権に批判的な放送で知られるラジオ局「モスクワのこだま」は3日、放送とウェブサイトを停止し、会社の解散を決定したと明らかにしました。 プーチン政権は先月26日「モスクワのこだま」など、一部の独立系のメディアに対して「ウクライナでの軍事作戦を『侵攻』とか『戦争』などと表現している」として、政府発表以外の情報を削除するよう指示し、従わない場合は、ウェブサイトへのアクセスの制限や多額の罰金を科す可能性があると警告していました。 そして、今月1日になって「モスクワのこだま」のほか、民間のインターネットメディア「ドーシチ」に対して、ウクライナでの市民の犠牲などを巡って、虚