【読売新聞】 芥川賞作家の津村記久子さんは40歳シングル。インタビューで、その胸中をお聞きしているうちに、だんだんこちらの人生相談みたいにもなり……。(シングルスタイル編集長 森川暁子) ――結婚について、どんなことを考えますか。
福井県坂井市の東尋坊の海で10月、滋賀県東近江市の嶋田友輝さん(20)の遺体が見つかった事件で、嶋田さんが知人の少年ら7人(殺人容疑などで逮捕)から、ハンマーで歯を折られたり、火の付いたたばこを鼻に入れられたり、執拗(しつよう)な暴行を受けていたことがわかった。嶋田さんはその後、東尋坊の崖で少年らに「はよ落ちろ」と迫られ、飛び降りたという。 大津地検は16日、嶋田さんを極度に追い込んで飛び降りさせたとして、17~19歳の少年6人を殺人などの非行事実で大津家裁に送致、とび職上田徳人容疑者(39)(滋賀県長浜市)を殺人罪などで起訴した。家裁は、少年6人について2週間の観護措置を決め、今後少年審判で処分を決める。 起訴状によると、7人による嶋田さんへの暴行は10月16日夜から18日朝の27時間余りにわたって断続的に行われた。嶋田さんは脚を車でひかれたほか、木製バットやフライパンで殴打されたり、ハ
声優志望の少女にわいせつな行為をしたとして、警視庁は5日、アニメ制作会社「ガイナックス」(東京都武蔵野市)の社長、巻智博容疑者(50)(東京都足立区新田)を準強制わいせつ容疑で逮捕した。 発表によると、巻容疑者は2月6~23日に計4回、同社が「プロダクション女子寮」と称する足立区のマンション室内で、声優を目指して所属契約をしていた10歳代後半の少女に「芸能人として撮られるための訓練だ」と言って裸の写真を撮ったほか、「足がむくんでいるからマッサージをする」などと言って体を触った疑い。 調べに対し、巻容疑者は「お願いされて写真を撮っただけだ」と容疑を否認している。少女が2月に警視庁に被害を届け出た。
神奈川県警大和署に勤務していた30歳代の4人の男性警察官が今年3月、後輩の20歳代の女性警察官に対して、服を脱ぐことを強要したり、無理やりキスをしたりするなど、集団で性的いやがらせをしていたことが、県警幹部への取材でわかった。 県警は、4人を処分する方針だが、刑事事件としては「立件できないと判断した」としている。 県警幹部によると、4人は、同署刑事2課に勤務していた巡査部長(現在は県警暴力団対策課)と、交通2課の巡査部長、刑事2課の警部補、刑事1課の巡査長。 4人は3月上旬の夜、大和市内のカラオケボックスに女性を呼び付けた。いずれも勤務時間外で、部屋は5人だけだった。しばらくして、刑事2課の巡査部長が「服を脱げ」と指示した。交通2課の巡査部長は顔に無理やりキスをした。 さらに、刑事2課の巡査部長は女性に対し、ブラウスとズボンを脱いでキスした巡査部長の服と交換するように命じた。女性は指示通り
京都市伏見区のアニメ制作会社「京都アニメーション」第1スタジオの放火殺人事件で、京都府警は14日現在の死者・負傷者の状況などを明らかにした。スタジオには計70人の役員と社員がおり、このうち死者は35人、負傷者が34人、けががなかったのは1階の1人だけだった。負傷者34人のうち8人が入院中で、うち3人は今も重篤な状態という。 府警によると、スタジオにいたのは女性40人、男性30人の計70人。20歳代が31人、30歳代22人、40歳代14人、50歳代2人、60歳代1人だった。 各階の被害状況については、3階には当時27人がおり、7割超の20人が死亡、7人が負傷した。2階は、32人のうち3割超の11人が死亡、21人が負傷。1階は、11人のうち4人が死亡(うち2人は屋外で発見)、負傷は6人で、40歳代の男性1人はけががなかった。 3階と2階の負傷者の多くは、2階のベランダへ逃げた後、飛び降りていた
千葉県野田市の小学4年栗原心愛(みあ)さん(10)が自宅で死亡し、父親の栗原勇一郎容疑者(41)が傷害容疑で逮捕された事件で、心愛さんが「父からのいじめ」があると回答した学校のアンケートのコピーを、市教育委員会が栗原容疑者に渡していたことが30日、分かった。虐待について調べていた児童相談所には相談していなかった。専門家は「リスクが高まる行為」と問題視している。 市などによると、心愛さんは2017年8月、母親の実家がある沖縄県糸満市から一家で野田市へ転居し、最寄りの市立小学校に転入した。同校は同年11月、いじめに関するアンケートを行い、心愛さんは自由記述欄に「父親からのいじめ」があると手書きで回答した。 回答があった後、同校から「家庭で虐待を受けている可能性が高い」と連絡を受けた市が、千葉県柏児童相談所に通報し、同児相が心愛さんを一時保護。12月、心愛さんが親族宅で生活することを条件に一時保
その事務所に表札はない。インターネットにも住所は載っていない。神戸市内、としか記せない街の一角に、NPO法人「ウィメンズネット・こうべ」はある。 4月上旬、女性スタッフが真剣な表情で電話に応じていた。 「それは暴力だから」…「無理してはダメ」…。会話の断片が、夫や恋人からの暴力、暴言(ドメスティック・バイオレンス=DV)に苦しむ女性の悲痛であることを告げていた。 NPOは前身も含め、20年以上、DVの被害女性を支援してきた。「まだ死んでないんかい」と暴言を浴び続ける母親、おなかを回し蹴りされる妊婦、望まない性行為を強いられる妻……。聞いているだけで怒りで息苦しくなる話を私にしながら、代表理事の正井礼子さん(67)はこう言った。 「世間の人は『離婚すれば解決』と思うでしょ? でもこういう女性たちは、何年たっても癒えない心の傷を負うんです」 電話相談は年約500件。面会し、警察や福祉事務所へ同
常態化している公務員の長時間労働を是正し、ワーク・ライフ・バランス(仕事と生活の調和)を向上させる狙いがある。 安倍首相が27日の閣僚懇談会で各閣僚に指示した。今年7~8月に初めて実施する「ワークライフバランス推進強化月間」に合わせ導入する。通常は午前8時半~9時半の始業時間を7時半~8時半に前倒しし、終業時間を午後4時15分~5時15分とする。期間中は4時15分以降の会議は極力控えるほか、毎週水曜は午後8時までの消灯を目指す。 政府は夏場の朝型勤務について、企業や自治体などを巻き込んだ「国民運動」にしたい考えだ。ただ、中央省庁に限っても、職場ごとに労働環境が異なるため、一律的な実施はせず、義務づけもしない。自治体や企業などが追随するかどうかも不透明だ。 省庁の間からは「国会審議の準備で深夜遅くまで役所に残ることもある。朝早く来て、遅くまで残業するような労働強化にならないといいが」(経済官
ともに多感な思春期を“女子校”で過ごしたという共通点を持つ、友人同士の中村うさぎさんと三浦しをんさん。 独自の感性と切れ味鋭い軽妙な語り口でも人気の二人の作家が、映画「思い出のマーニー」の魅力を語り合った。 女友達への恋愛に近いような感情 ――映画に対する率直な感想は。 中村 こういう女の子同士の映画とか好きなんですよね。独身女性と専業主婦の友情を描いた「テルマ&ルイーズ」とか。 三浦 あれ最高ですよね。「思い出のマーニー」は原作でも主人公二人が厚い友情を育みますが、あくまで友達。それが映画では杏奈はマーニーに対して友情からはみ出すぐらいの気持ちを抱いている。そういう中で描かれる二人の感情の高まりが切なくてよかった。あるなぁって思ったんですよね。杏奈とマーニーぐらいの年頃を思い返すと。 中村 三浦さんも私も女子校出身じゃないですか。女子校って共学の学校に比べて女同士の密度が濃いんですよね。
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