『百年海図巻』制作:TEAMLAB.NET ・コンセプト & アートディレクター: 猪子寿之/『百年海図巻』は、上映時間が100年の映像作品です。WWFの予測に基づき、一世紀後に向け上昇してゆく海面の様子を100年間実寸の時間で上映し続けます。 昨日、黒川雅之さんが主宰されている「物学」という勉強会で猪子さんに話して頂いた。物学とは、日本を代表する大手メーカーのデザイナー達が主な受講者で物の価値にこだわりを持つ人達。一方講師の猪子さんは、物が持つ「質量はダサイ」と主張する側、その双方が激突した。日本の未来を作るためには「物が持つ質量を最小化すること」という猪子さんの主張がキーワードになった。 猪子寿之さんと始めてお会いしたのは2001年、ブランド・データ・バンク社(現マクロミル子会社)のエンジンの開発を依頼したのがきっかけだった。チームラボの開業が2000年なので、その直後、僕がほぼ最初