富士フイルムホールディングス傘下の富士フイルムは9日、抗体医薬品などを手掛けるデンマークの拠点に1000億円を投資し、バイオ医薬品の受託製造能力を増強すると発表した。米慈善団体などから今後開発される新型コロナウイルス感染症治療薬の製造も受託しており、量産能力の一部を新たな新型コロナ治療薬の生産に振り向けることも視野に入れている。(2020/06/10-00:14)
富士フイルムホールディングス傘下の富士フイルムは9日、抗体医薬品などを手掛けるデンマークの拠点に1000億円を投資し、バイオ医薬品の受託製造能力を増強すると発表した。米慈善団体などから今後開発される新型コロナウイルス感染症治療薬の製造も受託しており、量産能力の一部を新たな新型コロナ治療薬の生産に振り向けることも視野に入れている。(2020/06/10-00:14)
日本の医療分野における研究は日進月歩の進化を遂げているといえそうだ。 先日、がん幹細胞を死滅させる抗がんウィルス製剤を岡山大学の研究グループが開発したニュースをお伝えしたが、今回、熊本大学でがん転移の抑制効果のある酵素が発見された。 発見したのは熊本大大学院生命科学研究部の尾池雄一教授らの研究グループ。 正常な細胞に比べて肺がんや乳がんのがん細胞から多く分泌されるたんぱく質「ANGPTL2」にがん細胞を活発にし、転移を促進させる機能があることはこれまでの研究でわかっていたが、同研究グループは「ANGPTL2」とは逆にがん細胞で分泌が減る酵素「TLL1」が「ANGPTL2」を切断することを発見した。また、「ANGPTL2」が切断されることによってがんの進行が遅くなることもマウスの実験によって明らかとなった。「MMPs」と呼ばれる酵素が「ANGPTL2」を活性化させることも判明したという。 今
グーグルの開発は止まらない。 グーグルが世間から今最も注目されているものといえば、グーグルグラスでしょう。が、グーグル自身はもっと先に行っていました。眼鏡ではなく、独自のコンタクトレンズの開発を行なっているというのです。グーグルが開発するのですから、もちろんただのコンタクトレンズではありません。「スマート」なコンタクトレンズです。未来のレンズです。センサーと電気回路が搭載されたレンズです。 ぱっと思いつくのが、グーグルグラスがそのままコンタクトになったようなもの。しかし、グーグルが開発しているのはグーグルグラスとは全く別の目的をもつもの。糖尿病の人の体調管理を目的とする開発なのです。糖尿病患者の多くは、日々、自身の血糖値をチェック/管理しています。これを怠ると、気を失ってしまったり、昏睡状態に陥ったり、最悪の場合、死の可能性もあるからです。血糖値チェックは、指先を針でちくっとさして血を出し
風疹が東京を中心に大流行中ということで、このニュースをずっと気にして追いかけています。それには理由があって、私は今から4年前の妊娠中に、初期の血液検査で「風疹の抗体が非常に低い」とお医者さんから言われた経験があるからです。いま、風疹の感染源となっているのは20-40代の男女、むかし予防接種をしていない世代だと言われています。で、よく考えたら、「はてな」ってこの世代の男女、特に男性がよく読んでるじゃないですか。私はどっちかというと男性、少しでも多くの男性にこの話を知ってほしく、ちょっと書いてみることにしました。 本文中の引用は、すべてNHKの「ストップ風疹」サイトからです。 http://www3.nhk.or.jp/news/stopfushin/ 「ことしに入って国内の感染者は2000人を超え、去年同時期の20倍以上と過去最悪のペースで感染が広がっています。 患者の8割近くが男性で、その
平成25年3月19日 科学技術振興機構(JST) Tel:03-5214-8404(広報課) 九州大学 Tel:092-642-2106(広報室) ポイント がん細胞の根源であるがん幹細胞はほとんど増殖しない冬眠状態のため、抗がん剤が効かない。 冬眠の維持に必要なたんぱく質「Fbxw7」を無力化すると、がん幹細胞が眠りから覚めて、抗がん剤で死滅することを発見。これを「静止期追い出し療法」と命名。 白血病をはじめとする多くのがんの根本治療の実現に期待。 JST 課題達成型基礎研究の一環として、九州大学 生体防御医学研究所の中山 敬一 主幹教授らは、細胞周期注1)を調節するたんぱく質であるFbxw7注2)を抑制することによって、がん幹細胞を直接たたき、生存率を大幅に改善させることに成功しました。 近年、がん研究においては「がん幹細胞」が注目されています。「がん幹細胞」自体は非常に数が少なく、そ
脂肪の組織になる能力がある「脂肪幹細胞」を本人の体から採り、がんの手術で乳房を部分的に切除した部位に移植し、乳房を再生する臨床研究を鳥取大病院(鳥取県米子市)が5人に実施し成功したことが同病院への取材で20日、分かった。
薬剤師の資格を持つ店長が、要望に応じてサプリメントを提供する薬剤師カフェ「Vita(ヴィタ)」(中央区銀座6、TEL 03-6255-4255)が1月20日、銀座にグランドオープンする。 薬剤師の免許を持つ平井店長 店長の平井陽子さんは帝京大学薬学部を卒業後、2007年に薬剤師免許を取得。同年より国立がんセンター中央病院に受託研究薬剤師として勤務し、昨年には原宿のドラッグストアで医薬品・健康食品を担当。カフェでは、来店客にカウンセリングを行いながら体調・病歴などを考慮してサプリメントを提案する。 サプリメントは米国医療用のもので、「美肌」「ストレス」「ダイエット」など目的別に6種類のパッケージを用意した。店内ではドリンクごとに同パッケージ1回分をサービスし、店頭でも1日分(150円~)から販売。ドリンクメニューは「杜仲(とちゅう)茶」「甜(てん)茶」(各500円)などの健康茶のほか、夜には
福島県大熊町の「双葉病院」で、医師・看護師が患者を見捨てて逃げていた、という報道がなされていたが、実際には現場の状況は大きく異なることがわかった。これは、病院関係者の家族によるツイートもあり、また後発の報道でも(見出しは悪意あるものの)内容的には「患者を置き去りにして職員だけが逃げた」というような悪評を完全に否定するものとなっている。 現地での直接取材はかなわないが、当事者のツイートなどを「Togetter - 「福島・双葉病院「患者置き去り」報道に関する情報」」にもまとめてみた。若い人なので表現が至らないところもあるようだが、その趣旨を酌んで以下、簡潔に状況をまとめてみたい。 少なくともマスメディアは名誉回復を全力で行なうべきだと思う。 ※最終更新2011/3/20 報道の実例 asahi.com(朝日新聞社):患者避難、医師ら付き添わず 21人死亡の双葉病院 - 社会 東日本大震災:福
カナダ・オンタリオ州の医療チームがXboxのモーションコントローラ「Kinect」を外科手術の現場で採用することによって、執刀医の作業負担を大幅に削減することができたそうです。 どのような感じで使っているのかというムービーなどは以下から。 Xbox useful to surgeons - Sunnybrook Hospital YouTube - Xbox Kinect in the hospital operating room これはトロント大学の研修医とサニーブルック・ヘルス・サイエンス・センターのがん外科医による医療技術グループによるもので、手術中の重症患者の画像視認技術として用いているとのこと。 そもそもガンなどの外科手術では、MRIやCRTスキャンの画像を視認するために、手術中に無菌領域を離れる必要があり、この問題を打開する為に医療チームは手術室のコンピュータにXboxを接続
しぶしぶたたかうかんごふさん。新人の頃働いていたリハビリテーション病院に交通事故で脊髄を損傷し、下肢機能全廃の二十歳そこそこの男の子が入院してきた。 事故から間がないにもかかわらず、妙にさばさばとした明るい男の子で、入院時の機能測定をしたPTが「まだ機能回復が望めると思っているのかもしれませんね」と言っていたが、本人は「もうこれ以上よくなることはないと知っている」と、やはり元気にわたし達のアナムネに答えていた。わたし達はその明るさになんだか違和感を感じていたのだが、彼はまったく泣き言も言わずリハビリにも熱心で、自室でのトレーニングも欠かさず、他の患者とも仲良くやっていける、本当に「いい患者」だった。まだ若いし、これからの自立した生活に必要な準備を万端整えてから退院かと思っていたら 「必要最小限のことでいいんです」 と言って、自己導尿(脊髄損傷の度合いが高いと自力での排尿コントロールが難しく
ほとんどの人は健康で長生きしたいと考えているだろう。人々は健康のために、健康食品を購入したり、運動したり、検診を受けたり、食事に気をつけたりしているが、そうした行動にはコストがかかる。できることなら、なるべくコストの少ない方法で、効率よく健康・長生きという結果を得たいよね。そこで、コストパフォーマンスの良い方法を紹介するよ。それは、ウイルス性肝炎の検査を受けること。しかも、一生に一度でOK。そもそもウイルス性肝炎とは何か、なぜ検査が一生に一度でいいのかをこれから説明する。 国立がん研究センターがん対策情報センターがん情報サービス ■日本人のためのがん予防法 肝がんの原因の大半が慢性ウイルス性肝炎 慢性ウイルス性肝炎ってのは、B型慢性肝炎とC型慢性肝炎のこと。薬害肝炎訴訟とかで聞いたことぐらいあるだろう。日本の肝臓癌の原因の大半はこれ。大雑把に言うと、肝臓癌の原因の約75%がC型慢性肝炎で、
チーム医療3.0との対談をUstream中継 総務省は2010年5月、光ファイバー回線やクラウドコンピューティングを駆使して、日本の次の成長戦略を考える「光の道」構想を打ち出した。これが実現した場合、2015年までに全世帯でブロードバンドサービスの利用が可能になる。ソフトバンクの代表取締役社長、孫 正義氏はこの構想を受けて、教育・医療分野を中心にiPadなどの携帯通信端末を無償配布し、電子化促進による利便性の向上やコスト削減などを提言。動画共有サービス「Ustream」を通じて、積極的に発信してきた。 Ustreamタイトル ソフトバンクは11月5日、「ITで医療は変わるのか? ~孫 正義と9人の医療従事者が徹底討論~」と題する討論会を開催し、Ustreamで生中継した。この討論会では、ITを活用して医療現場の変革に取り組む医療従事者グループ「チーム医療3.0」の活動内容を紹介。さらに、今
【11月11日 AFP】ドイツの医師チームが3日、網膜下に埋め込む最新式の「人工眼」によって、進行性疾患で中途失明した患者の視力を劇的に回復することに成功したと発表した。 手術を受けて「人工眼」を装着した被験者3人は全員、物やその形を認識することができるようになり、そのうち1人は部屋の中を歩き回ったり、時計を読んだり、7段階の灰色のグラデーションを見分けることさえもできた。 学術専門誌「英国王立協会紀要(Proceedings of the Royal Society B)」に発表論文を掲載した同協会は、「電気視覚人工器官における画期的な前進。網膜色素変性によって視力を失った世界の20万人の生活に革命をもたらすだろう」と賞賛した。網膜色素変性は、眼球の後ろの網膜にある光受容器が徐々に機能しなくなる進行性の疾患だ。 外科分野では過去7年にわたって、人工器官を網膜に埋め込み、眼鏡に装着した極小
脳と感覚を共有する、美少女結合双生児2010.11.09 17:0022,300 mayumine 脳が結合され互いの感覚を共有しながらも、個々に人格はある ― ホーガン家のタチアナちゃんとクリスタ ちゃん、この結合双生児は世界的にも非常に珍しいケースで、生まれる確率は10万分の1にも満たないそうです。 本当であれば、タチアナちゃんとクリスタ ちゃんは生存することは難しいとされていました。 彼女たちがまだ母親のお腹にいた時には、生後1か月の生存率はほとんどゼロであると言われていました。 しかし驚くことに、彼女たちが4歳になった今年の10月25日、タチアナちゃんとクリスタちゃんは上の写真のように元気で幸せに成長しています。 2人は、任天堂のWii で遊んだり、おもちゃのことで喧嘩したり、ご飯を分け合ったりします。 2人の体は別々に機能しているのに、脳の神経は繋がり、お互いにお互いの感覚は共有
高校生の頃からずっと続いていた偏頭痛、(片方だけの)肩こりがある方法で嘘のように解消した。 朝はいいんだけど、夕方になってくるにつれ、いつのまにか片方の肩と腕がゴリゴリになって、それに伴って同じ側の頭がずきずきしてくるのが5年近く続いていた。 仕事はろくにできないしいらいらするし、お酒なんて飲もうものなら頭痛がますます酷くなるしで、正直生きるのが苦痛なレベルだった。 「肩こりしやすい体質なんだろうな・・・」って諦めていたんだけど、ここ最近症状が重くなってきて、めまいや吐き気までするようになってきたので、心配になって病院で詳しく診てもらうことにしたんだ。 何件か回っても「体質」とか「運動しろ」とかで、あまりまともに相手にしてもらえなかったんだけど、正直仕事も肩こりのせいで辞めてしまっていたし、ここでなんとかならないならもう死のうって思ってたから、残された気力を振り絞ってとことん医者を捜してみ
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