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電車内でトラブルが発生した際、乗務員に緊急事態を伝える「非常通報ボタン」。車内の壁に設置されている「SOS」などのマークが付いた装置だ。今年5月に発生した東武東上線の脱線事故の際には、この装置のブザーが鳴ったことで運転士が電車を緊急停車させた。その一方で、今年4月に東京メトロ半蔵門線の九段下駅で発生したベビーカーの引き摺り事故では、車内の非常通報ボタンが押されたにもかかわらず、列車が停車しなかったことが問題にもなった。 さまざまなトラブルの際、列車の乗務員に異常をしらせるために必要不可欠な車内の非常通報ボタン。だが、実際に押したことがあったり使用する現場を見たりした人を除けば、押した際にどのような対応が取られるのかは具体的にはあまり知られていない。 その場で停まる?駅まで走る? 国土交通省が作成した「鉄道の安全利用に関する手引き」には、「これ(非常通報ボタン)が使用されたときには、トンネル
4月12日の学部入学式で上野千鶴子名誉教授が述べた祝辞は、学内のジェンダー問題や大学で学ぶ心構えを説き、学内外で反響を呼んだ。東京大学新聞社は、この祝辞について東大内外の全ての人を対象にアンケート調査を行い、東大生(院生含む)603人を含む4921人から回答を得た。東大生以外では87.5%が祝辞を評価した一方、評価した東大生は61.7%にとどまり、祝辞への反応の差が浮き彫りになった。東大生の中でも、性別や学年、文系理系によって回答の傾向に相違が見られた。 (構成・山口岳大) 【関連記事】 東大入学式2019・上野祝辞アンケート分析② 回答理由の記述から 東大入学式2019・上野祝辞アンケート分析③ 自由記述紹介前編(ジェンダー編) 東大入学式2019・上野祝辞アンケート分析④ 自由記述紹介後編(強者と弱者編) 東大入学式上野祝辞 依頼した東大執行部の問題意識とは 2019年度入学式 調査で
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