【タイ】タイのテレビ報道によると、11、12日に複数の爆弾が爆発して死傷者が出たタイ中部フアヒン市と南部プーケット島のパトンビーチで、14日、携帯電話、アルコールなどからなる時限発火装置とみられる不審物がみつかった。 不審物はいずれも衣料品店に放置されていた。放火を目的に、12日未明に発火するよう仕掛けられたが、うまく機能しなかったもようだ。 タイでは11日からシリキット王妃誕生日の祝日である翌12日にかけ、人気ビーチリゾートのフアヒン、プーケットなどで爆弾が爆発し、4人が死亡、英国人、オランダ人など外国人を含む37人がけがをした。商店街などでの不審火も相次ぎ、タイ軍事政権とタイの主要産業である観光業へのダメージを狙った政治的犯行という見方が出ている。 日本の外務省は一連の爆弾事件を受け、8月12日、タイに渡航・滞在する日本人に注意を呼びかけた。 最初の爆弾は11日午後、南部トラン市の市場
【中国】新疆ウイグル自治区の当局が事実上運営するニュースサイト「無界新聞網」に3月4日、習近平・国家主席の辞任を求める公開書簡が掲載された件をめぐり、同自治区トップである張春賢・共産党書記の腹心が関与した可能性が浮上している。 海外メディアが消息筋情報として伝えた。 この公開書簡は先月4日、「忠実な共産党員」との署名入りで「無界新聞網」に掲載された。その内容は、習氏が2012年に党総書記に就任した後、過度に権力が集中したことで党と政府が混乱し、周辺国との緊張を高めた――というもの。米国のアジア回帰を許し、国民経済を崩壊の瀬戸際に追い込んだ――などと指摘し、習氏の辞任を求めた。 掲載から数時間後に公開書簡は削除されたが、党中央は事態を重視。公安部の傅政華・副部長が約100人の専門チームを率いて捜査を進めた。ほどなくして「無界新聞網」の李万輝・董事長ら17人が連行され、取り調べを受けた。 今回
【中国】新疆ウイグル自治区の喀什地区巴楚県(カシュガル地区マラルベシ県)で今月12日、武装グループが地元の自由市場を襲撃する事件が発生した。 刃物や爆発物を所持した総勢4人の暴徒は、パトロール中の警官や漢民族の行商人を標的に次々に襲いかかったという。警官、一般市民合わせて18人が死亡、数十人が負傷した。暴徒は全員射殺されたという。複数の海外メディアが20日付で伝えた。地元警察関係者によれば、暴徒は25~30歳代の同県阿克薩克馬鎮出身者で構成されていたという。民族の属性は明らかにしていないものの、少数民族のウイグル族の可能性が高い。今回の襲撃事件に関し、中国メディアは現時点で一切報じていない。10月20日から23日の日程で、中国共産党の第18期中央委員会・第四次全体会議(四中全会)が北京で開催されることから、敏感な報道を制限していると見られる。 マラルベシ県では過去にも襲撃事件が発生。昨年1
3月4日(土)0時(タイ時間)から6日(月)までホームページのメンテナンスを実施いたします。 断続的にアクセスできない時間が発生いたしますので、 あらかじめご了解くださいますようお願いいたします。 【中国】新疆ウイグル自治区烏魯木斉(ウルムチ)市の人民検察院(検察庁)は30日までに、中国・中央民族大学(北京)のウイグル族学者、イリハム・トフティ氏を「国家分裂罪」で同市中級人民法院(裁判所)に起訴した。 近く裁判が行われるという。複数の中国メディアが30日付で伝えた。 イリハム氏は一貫して漢民族とウイグル族の相互理解、少数民族の権利向上を訴えてきた人物。「国家分裂活動」に関与した容疑で、今年1月15日に自宅で身柄拘束され、取り調べを経て2月末に逮捕された。13年10月末に発生した天安門突入炎上事件に関し、「ウイグル族によるテロと断定すべきではない」と習近平指導部に呼びかけると同時に、日本をは
【タイ】タイ警察によると、3月にタイ南部ソンクラー県の天然ゴム農園で逮捕された密入国容疑者230人の約4割が中国籍のウイグル族であることが16日までに確認された。残る6割についても確認作業を進めている。 逮捕されたウイグル族は中国政府の弾圧を恐れて中国を脱出し、第3国への出国を希望しているという。密入国にはタイ人、中国人の人身売買組織が関与したとみられている。タイ政府はウイグル族と確認された密入国容疑者を中国に送還する方向で調整を進めている。 一方、今月19日、タイ東部サケーオ県のカンボジア国境で、中国籍のウイグル族とみられる男女14人が密入国容疑でタイ警察に逮捕された。逮捕者は中国人民元、米ドルを所持し、旅券(パスポート)など身元を証明する書類は所持していなかった。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く