年末であるし、訃報も続くし、気分が落ちそうなときはマンガがあればいいのではないかと思うので、マンガアワードを自分の中で開催しましたのでその結果をお知らせします。マンガアワードとは、要は好きなマンガをみんなが言い合うという会なので、それぞれが好きなようにベスト5でも決めればいいのではないか。俺はマンガについて語りたいからマンガについて語るだけですよ! そんなわけで西暦2006年の、相沢の中でのマンガベスト5を発表したい! 第1位 福本信行「最強伝説黒沢」 2000飛んでゼロ年代のマンガは黒沢に始まって黒沢に終わった、と言っていいほどの衝撃だった。アジフライ事件での衝撃、こんなニッチな話を商業誌のマンガとして成立させたっていうのは確かに福本先生の<革命>だったわけだが、その後お家芸とも言える中だるみを経て、しかし福本先生はまたもや最終回で黒沢を甦らせた。黒沢はあのラストシーンによって甦った。キ