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ブックマーク / diamond.jp (92)

  • ブレイディみかこ×関美和「もう、絶賛って言葉の上に何かある?」

    保育士・ライター・コラムニスト 1965年福岡市生まれ。県立修猷館高校卒。音楽好きが高じてアルバイトと渡英を繰り返し、96年から英国ブライトン在住。ロンドンの日系企業で数年間勤務したのち英国で保育士資格を取得、「最底辺保育所」で働きながらライター活動を開始。2017年に新潮ドキュメント賞を受賞し、大宅壮一メモリアル日ノンフィクション大賞候補となった『子どもたちの階級闘争――ブロークン・ブリテンの無料託児所から』(みすず書房)をはじめ、著書多数。『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』(新潮社)で「2019年ノンフィクション大賞」を受賞。 父が娘に語る経済の話 ブレイディみかこ氏が「近年、最も圧倒された」と評し、佐藤優氏が「金融工学の真髄、格差問題の質がこのを読めばよくわかる」と絶賛、25ヶ国で続々刊行の世界的ベストセラー『父が娘に語る 美しく、深く、壮大で、とんでもなくわか

    ブレイディみかこ×関美和「もう、絶賛って言葉の上に何かある?」
  • ブラック企業は日本社会の「立場」主義が生み出している | 女性装の東大教授・安冨歩の「恐怖! 日本立場主義人民共和国の闇」 | ダイヤモンド・オンライン

    1963年大阪府生まれ。京都大学経済学部卒業後、株式会社住友銀行に勤務し、バブルを発生させる仕事に従事。2年半で退社し、京都大学大学院経済学研究科修士課程に進学。修士号取得後に京都大学人文科学研究所助手。日戦争に突入する過程を解明すべく満洲国の経済史を研究し、同時に、そのような社会的ダイナミクスを解明するために非線形数理科学を研究した。ロンドン大学の森嶋通夫教授の招きで、同大学の政治経済学校(LSE)のサントリー=トヨタ経済学・関係分野研究所(STICARD)の滞在研究員となる。97年に博士号を取得し、学位論文『「満洲国」の金融』(創文社)で第四十回日経済新聞経済図書文化賞を受賞。名古屋大学情報文化学部助教授、東京大学大学院総合文化研究科助教授、情報学環/学際情報学府助教授を経て、東洋文化研究所准教授。2009年より同研究所教授。 女性装の東大教授・安冨歩の「恐怖! 日立場主義人民

    ブラック企業は日本社会の「立場」主義が生み出している | 女性装の東大教授・安冨歩の「恐怖! 日本立場主義人民共和国の闇」 | ダイヤモンド・オンライン
  • 東芝、森友・加計問題…「東大の病」が日本の組織崩壊の元凶だ

    1963年大阪府生まれ。京都大学経済学部卒業後、株式会社住友銀行に勤務し、バブルを発生させる仕事に従事。2年半で退社し、京都大学大学院経済学研究科修士課程に進学。修士号取得後に京都大学人文科学研究所助手。日戦争に突入する過程を解明すべく満洲国の経済史を研究し、同時に、そのような社会的ダイナミクスを解明するために非線形数理科学を研究した。ロンドン大学の森嶋通夫教授の招きで、同大学の政治経済学校(LSE)のサントリー=トヨタ経済学・関係分野研究所(STICARD)の滞在研究員となる。97年に博士号を取得し、学位論文『「満洲国」の金融』(創文社)で第四十回日経済新聞経済図書文化賞を受賞。名古屋大学情報文化学部助教授、東京大学大学院総合文化研究科助教授、情報学環/学際情報学府助教授を経て、東洋文化研究所准教授。2009年より同研究所教授。 女性装の東大教授・安冨歩の「恐怖! 日立場主義人民

    東芝、森友・加計問題…「東大の病」が日本の組織崩壊の元凶だ
  • なぜ1%にも満たない富裕層が世界を支配するのか グローバリゼーションによる格差拡大を止めるには――トランスナショナル研究所フェロー スーザン・ジョージ氏インタビュー

    おおの・かずもと/1955年、兵庫県生まれ。東京外国語大学英米学科卒業。コーネル大学で化学、ニューヨーク医科大学で基礎医学を学ぶ。現在、医療問題から経済まで幅広い分野に関して世界中で取材を行う。『代理出産―生殖ビジネスと命の尊厳』(集英社新書)、『マイケル・ジャクソン死の真相』(双葉社)などの著書、『そして日経済が世界の希望になる』(ポール・クルーグマン/PHP新書)などの訳書がある。 NOTEアカウントはhttps://note.com/kaz_sophia 最初のコラムは<最近話題になったニュースから英語を学ぶ> World Voiceプレミアム 海外のキーパーソンへのインタビュー連載。「週刊ダイヤモンド」で好評を博したWorld VoiceがWEBでバージョンアップ。過去誌面に登場したインタビューのノーカット版やWEBオリジナル版をアップしていきます。 バックナンバー一覧 グローバ

  • 「ユニクロ潜入1年」で見えた現場の疲弊、“やりがい搾取”の罠

    DOL特別レポート 内外の政治や経済、産業、社会問題に及ぶ幅広いテーマを斬新な視点で分析する、取材レポートおよび識者・専門家による特別寄稿。 バックナンバー一覧 アルバイトとして潜入取材を敢行し、このほど「ユニクロ潜入一年」(文藝春秋)を発表したジャーナリストの横田増生氏。現場から見たユニクロの今と、柳井正・ファーストリテイリング社長について、語ってもらった。(聞き手/ダイヤモンド・オンライン編集部 津朋子) ユニクロ店舗の仕事は なぜしんどいのか? ──1年間でイオンモール幕張新都心店(千葉県千葉市)、ららぽーと豊洲店(東京都江東区)、そして、超大型店であるビックロ(東京都新宿区)の3店舗に潜入したわけですが、を読むと、なかなかどこもしんどい職場ですよね。 ユニクロの決算数字を追っていけば分かりますが、国内ユニクロ事業に関しては、対売上高人件費比率をだいたい10%前後に抑えています。

    「ユニクロ潜入1年」で見えた現場の疲弊、“やりがい搾取”の罠
  • 【松岡正剛氏×武田隆氏対談】(その4)インターネットはそろそろアメリカ発の真似だけでは通用しなくなる|識者に聞く ソーシャルメディア進化論|ダイヤモンド・オンライン

    過去3回にわたってお送りしてきた松岡正剛氏との対談もついに完結。その対談の冒頭は、武田隆氏のこんな問題提起から始まった。 「これからのインターネットは、アメリカから学ぶことは以前ほど多くない、と感じているんです」。 フェイスブック、グーグル、ツイッターなど、世界的な成長企業の多くはいまもアメリカから巣立っている。にもかかわらず、アメリカ発のものを真似しているだけでは通用しなくなると考えるのはなぜだろうか? ソーシャルメディアの次なる発信地は、 シリコンバレーではなくヨーロッパ? 武田 2000年に、友人の会社の起業支援でシリコンバレーに1ヵ月だけ滞在しました。スタートアップ企業界隈のダイナミックな資金の動きと、脳天気に晴れわたる天候に「これがシリコンバレーか!」と感動しました。 あれから10年以上が経ち、これからのインターネットは、アメリカから学ぶことは以前ほど多くない、と感じるようになり

    【松岡正剛氏×武田隆氏対談】(その4)インターネットはそろそろアメリカ発の真似だけでは通用しなくなる|識者に聞く ソーシャルメディア進化論|ダイヤモンド・オンライン
  • 【松岡正剛氏×武田隆氏対談】(その3)食べログに行きつけの店は書きたくない?ランキングが文化を生まないワケ|識者に聞く ソーシャルメディア進化論|ダイヤモンド・オンライン

    【松岡正剛氏×武田隆氏対談】(その3) べログに行きつけの店は書きたくない? ランキング文化を生まないワケ べログ、アマゾン、カカクコム……。これだけ私たちのまわりにモノや情報があふれてくると便利なのが、いわゆる評価サイトだ。購入者の感想や評価、売れ行きなどをもとに生成されるランキング情報は、一見してわかりやすいため、よく参考にしているという人も多いだろう。 けれど、ランキング情報ばかりが過剰に重視されることには違和感もある。松岡正剛氏はずばり言う。「『みんながいい』というのは価値のひとつではあるけれど、つまらない」。なぜならいつの時代も、ものの価値を編集できる目利き集団によって文化はつくられてきたのだから、と。果たしてインターネット上でも、目利きの機能を持たせる方法はあるのだろうか? 「ランキングが評価のすべて」では、文化は生まれない 松岡正剛(まつおか・せいごう) 編集工学研究所

    【松岡正剛氏×武田隆氏対談】(その3)食べログに行きつけの店は書きたくない?ランキングが文化を生まないワケ|識者に聞く ソーシャルメディア進化論|ダイヤモンド・オンライン
  • 【松岡正剛氏×武田隆氏対談】(その2)ビッグデータ時代に捕捉すべきは「属性」よりも「喜怒哀楽」 ソーシャルメディア上のデータをいくら編集しようと、手に入らないものがある|識者に聞く ソーシャルメディア進化論|ダイヤモンド・オンライン

    「読んでいるときに見えていることと、それを文章で表すときに出てくるものは違うんですよ」。編集工学者・松岡正剛氏は言う。それは、道に咲いている松葉牡丹に感動したときと同様だと。 その感動をどう伝えたらいいかわからないから、松葉牡丹の色や形などの属性を挙げていく。それが統計であり、データだ。だがそれだけでは、思いがけず松葉牡丹を目にしたときのあの感動も、こんなところに咲いていたのかという「こんなところ」も、統計処理の中には出てこない。 では、次の時代に求めるべきデータとは、そしてあるべきデータのとり方とはどのようなものだろうか?前回からひきつづき、“知の巨人”との対談をお送りする。 「日人なんだから、日人のことはわかっていて当たり前」 という思い込み 松岡正剛(まつおか・せいごう) 編集工学研究所所長。 雑誌『遊』編集長、東京大学客員教授、帝塚山学院大学教授をへて、現在、編集工学研究所所長

    【松岡正剛氏×武田隆氏対談】(その2)ビッグデータ時代に捕捉すべきは「属性」よりも「喜怒哀楽」 ソーシャルメディア上のデータをいくら編集しようと、手に入らないものがある|識者に聞く ソーシャルメディア進化論|ダイヤモンド・オンライン
  • 【松岡正剛氏×武田隆氏対談】(その1)日本のインテリジェンスが息絶える前に IT業界が取り戻すべき“編集力”|識者に聞く ソーシャルメディア進化論|ダイヤモンド・オンライン

    「役員は6カ月にわたって無報酬になり、社員の給与も半分になった。やむなく消費者金融に通ってみたが、何かがまちがっているのだと思えるようになるまで時間がかかった。武田たちは満身創痍で脱出口を探す。そうして得たものが、これまでのエイベックのすべてを支えてきたものになる」――それはまるで、336ページのを1文字残らず咀嚼しきったかのような書評だった。 連載のホスト武田隆氏の著書『ソーシャルメディア進化論』を、好きの間ではあまりにも有名なブックレビューサイト「千夜千冊」上で松岡正剛氏が評してくださったのは今年1月12日のこと。あまりの嬉しさに、さっそく取材を申し込んだ。念願かなってようやく実現したのが今回の対談だ。 天井高までそびえる書架にぐるりと囲まれ、不思議と心地よさを感じる楼。そこで2人が語り合ったのこと、インターネットのこと、起業のこと……。 「日のIT系のって、基的につま

    【松岡正剛氏×武田隆氏対談】(その1)日本のインテリジェンスが息絶える前に IT業界が取り戻すべき“編集力”|識者に聞く ソーシャルメディア進化論|ダイヤモンド・オンライン
  • 欧州危機後に何が起こるか?2013年、大暴落後の日本経済

    経営・金融のコンサルティング会社「アセットベストパートナーズ」の経営アドバイザー・経済アナリストとして活動。「総合科学研究機構」の特任研究員も兼ねる。企業や金融機関への助言・提案を行う傍ら、執筆・セミナーなどで経営教育・経済教育の普及に努めている。経済や経営だけでなく、歴史、哲学、自然科学など幅広い視点で経済動向を分析しており、予測の正確さには定評がある。著書に『2025年の世界予測』『シェール革命後の世界勢力図』『石油とマネーの新・世界覇権図』『経済予測脳で人生が変わる!』(ダイヤモンド社)、『中原圭介の経済はこう動く〔2016年版〕』『これから日で起こること』『これから世界で起こること』(東洋経済新報社)、『未来予測の超プロが教える 質を見極める勉強法』(サンマーク出版)などがある。 エディターズ・チョイス ダイヤモンド社書籍オンライン編集部によるインタビューまたは厳選した特別寄稿

  • セルフマネジメントができる人には、こんなラッキーな会社はない【企業インタビュー:パタゴニア編】

    シティバンクなどの外資系企業を経て、バックスグループの経営に参画し、常務取締役としてJASDAQ上場に導く。現在は、日米のベンチャー企業への投資育成事業を行う。ハワイ、東京に拠点を構え、年の年の5ヶ月をハワイ、3ヶ月を東京、2ヶ月を日の地域、2ヶ月をヨーロッパを中心にオセアニア・アジア等の国々を旅しながら、仕事と遊びの垣根のないライフスタイルを送る。これまで訪れた場所は61カ国 211都市を超える。 著書に、レバレッジシリーズをはじめ、「オリジナリティ 全員に好かれることを目指す時代は終わった」等があり、著書累計300万部を突破し、韓国台湾中国・タイで翻訳版も発売。 あたらしい働き方 「あたらしい働き方がどんどん出てくる今、なぜまだ昔の基準のまま会社を選ぶのか」著者が、アメリカではパタゴニア、ザッポス、エバーノート、IDEO、スタンフォード大学d.Shcool、日ではカヤック、スタ

  • 【三陽商会】売り上げの半分を稼ぐバーバリーライセンス頼みの危うい経営

    数字で会社を読む 週刊ダイヤモンドで好評連載中の「数字で会社を読む」。各業界・企業を担当する第一線の記者が、ポイントを絞った財務分析で企業・産業に切り込みます。 バックナンバー一覧 三陽商会の先行きが不透明だ。財務体質は良好だが、屋台骨のバーバリー事業のライセンス契約終了が近いだけでなく、百貨店ビジネスの陳腐化、人件費の高止まりという問題に直面している。 「1、レインコート、その他のコート類、各種衣料、繊維製品および装飾雑貨類の製造、販売」 大手アパレルメーカーである三陽商会。会社登記簿の目的欄の1番目にはこう記されている。 三陽商会はコートを日に広めることで成長してきた企業だ。中でも英バーバリー社とのライセンス契約によって製造・販売したコートは人気を呼び、今ではコートだけでなく幅広いアイテムを持つファッションブランドとして同社の大黒柱となっている。 しかし後述するように、このバーバリー

    【三陽商会】売り上げの半分を稼ぐバーバリーライセンス頼みの危うい経営
  • デパート業界が右肩下がりの中、なぜ大丸札幌店は売上高43%増なのか?

    なぜ大丸札幌店は成功したのか。担当している番組での取材などを通じて何点か見えてきたので、ここで報告させていただき、今後の小売り銘柄の分析の参考にしていただきたい。 やはり業務の効率化が重要 まず、大丸札幌店は業務を効率化したため、従来の店舗よりも従業員の数が少ない。モノを販売する人はそれに集中することができ、作業効率が上がるようにバックヤードも従業員が使いやすいように作られている。 業務フローの改善は製造業でよく行われるものの、小売業では接客や品揃えが重視され、小売業の業務フロー改善と聞くと在庫管理ぐらいは思いつくが、荷捌きスペースの問題など、製造業と同じく改善の余地がたくさんあったというのは一つの発見である。 売り上げの増加があまり期待できないのであれば、業務の効率化・改善を図るのは当然のことではあるが、こと小売業に関しては、つい売上だけに目が行きがちゆえに、業務フローで差別化できるとそ

    デパート業界が右肩下がりの中、なぜ大丸札幌店は売上高43%増なのか?
  • TPPに隠されたアメリカの卑劣な手口日本経済は植民地化される

    政治経済学者、日金融財政研究所所長。1936年東京生まれ。1959年東京大学教養学部(国際関係論)卒業。東京銀行(外国為替専門銀行、現三菱UFJ銀行)入行、主要ポストを経験したのちに、1995年文京女子大学(現文京学院大学)経営学部・同大学院教授に就任。2007年より現職。 この間、金融庁参与に就任。1998年の金融危機に際して、衆参両院の予算公聴会に公述人として出席し、大手行に公的資金注入、銀行の株式保有制限、デフレ対策、純債務で見た日の財政再建策などを提案。「エコノミストは役に立つのか」(『文藝春秋』2009年7月号)で「内外25名中ナンバー1エコノミスト」に選ばれる。 ニューヨーク、ワシントン、フランクフルト等に渡り、ユーロ研究で知り合った現地の大学教授や中央銀行幹部、主要銀行のエコノミストと強いパイプを築き、欧米の政治経済情勢に関して日では知られていない情報を得る。近年、経済

  • 伊勢丹新宿本店リモデルが覆す“百貨店の常識”なぜ年齢別の売り場づくりを止めたのか【後編】

    平成3年、株式会社船井総合研究所入社。現在、同社、上席コンサルタント。「戦略は思いに従う」を信条にファッションを専門分野として、現在では百貨店、アパレルメーカー、SPA専門店を中心としたアパレル、流通小売業のコンサルティングに従事している。現場支援と通算2,000回を超える講演活動により、情熱に満ち溢れた企業づくりにまい進している。テレビ出演、雑誌、新聞などへの執筆も数多く、コメンテーターとしての活動にも注目が集まっている。この数年のコンサルティングテーマは「永続するための企業ブランド戦略づくり」。社員が誇れる会社を作るためのコンサルティングに全力を注いでいる。 最新著の『超繁盛店のツボとコツがゼッタイにわかる』や『コンサルタントの「お仕事」と「正体」がよーくわかる当のところどうなの? 音がわかる! 仕事がわかる!』(共に秀和システム)などがある。 【関連サイト】「丸の内ではたら

  • 伊勢丹新宿本店リモデルが小売業界を救う!?“ミュージアム化”したナンバーワン百貨店の全貌【前編】

    平成3年、株式会社船井総合研究所入社。現在、同社、上席コンサルタント。「戦略は思いに従う」を信条にファッションを専門分野として、現在では百貨店、アパレルメーカー、SPA専門店を中心としたアパレル、流通小売業のコンサルティングに従事している。現場支援と通算2,000回を超える講演活動により、情熱に満ち溢れた企業づくりにまい進している。テレビ出演、雑誌、新聞などへの執筆も数多く、コメンテーターとしての活動にも注目が集まっている。この数年のコンサルティングテーマは「永続するための企業ブランド戦略づくり」。社員が誇れる会社を作るためのコンサルティングに全力を注いでいる。 最新著の『超繁盛店のツボとコツがゼッタイにわかる』や『コンサルタントの「お仕事」と「正体」がよーくわかる当のところどうなの? 音がわかる! 仕事がわかる!』(共に秀和システム)などがある。 【関連サイト】「丸の内ではたら

  • 技術中心主義は地域経済を救えない企業を超えた創造的階級集積の勧めリチャード・フロリダ INTERVIEW

    型破りな発想で知られる社会学者のリチャード・フロリダ氏は2002年に、地域経済を「創造的階級」の台頭という観点から分析し、世界の知識層のあいだで賛否両論の渦を巻き起こしました。あれから8年。今なお新鮮な論点を、当時のインタビューで振り返ります。(※稿は2003年10月発行の「LOOP」に掲載されたインタビューです。文中のデータ、肩書などは当時のまま再掲載しています) 芸術家の集積度を測った「ボヘミアン指標」、外国人住民の比率である「メルティングポット指標」など大胆な物差しで地域経済を分析するリチャード・フロリダ氏は、技術中心のクラスター論の痛烈な批判者だ。文化人を含む創造的階級の集積こそ地域振興の最善策と説く都市経済学者に、その根拠を聞いた。 Richard Florida(リチャード・フロリダ) 1957年生まれ。型破りな発想で知られる社会学者。『The Rise of the Cre

  • 地方経済の疲弊を構造改革のせいにする愚

    1986年通商産業省(現経済産業省)入省。1992年コロンビア大学ビジネススクールでMBAを取得後、通産省に復職。内閣官房IT担当室などを経て竹中平蔵大臣の秘書官に就任。不良債権処理、郵政民営化、通信・放送改革など構造改革の立案・実行に関わる。2004年から慶応大学助教授を兼任。2006年、経産省退職。2007年から現職。現在はエイベックス・マーケティング株式会社取締役、エイベックス・グループ・ホールディングス株式会社顧問も務める。 岸博幸のクリエイティブ国富論 メディアや文化などソフトパワーを総称する「クリエイティブ産業」なる新概念が注目を集めている。その正しい捉え方と実践法を経済政策の論客が説く。 バックナンバー一覧 前回は、日の成長力を高めるには企業がクリエイティビティの要素をもっと重視しなければならず、政府の政策もそれを後押しすべきである旨を説明しました。今回は、潜在成長力と並ぶ

  • クリエイティブ産業が日本を救う!

    1986年通商産業省(現経済産業省)入省。1992年コロンビア大学ビジネススクールでMBAを取得後、通産省に復職。内閣官房IT担当室などを経て竹中平蔵大臣の秘書官に就任。不良債権処理、郵政民営化、通信・放送改革など構造改革の立案・実行に関わる。2004年から慶応大学助教授を兼任。2006年、経産省退職。2007年から現職。現在はエイベックス・マーケティング株式会社取締役、エイベックス・グループ・ホールディングス株式会社顧問も務める。 岸博幸のクリエイティブ国富論 メディアや文化などソフトパワーを総称する「クリエイティブ産業」なる新概念が注目を集めている。その正しい捉え方と実践法を経済政策の論客が説く。 バックナンバー一覧 皆さん、こんにちは。慶応大学の岸です。今週から「クリエイティブ国富論」というタイトルで連載をさせていただきますので、よろしくお願いします。今回は初回ですので、この連載で取

  • 都市経済学者リチャード・フロリダ「成功のためなら海外移住も検討せよ」

    World Voiceプレミアム 海外のキーパーソンへのインタビュー連載。「週刊ダイヤモンド」で好評を博したWorld VoiceがWEBでバージョンアップ。過去誌面に登場したインタビューのノーカット版やWEBオリジナル版をアップしていきます。 バックナンバー一覧 あなたの住む“地域”は勝ち組か否か?勝ち組だとすれば、どの分野においてか?これは、あなたの一生を左右する重要な問いかけだ。世界の富とチャンスが一握りのメガ地域に集まる中、自分の望む成功を掴むためには、海外移住も厭わない姿勢がますます重要になると世界的に著名な都市経済学者は語る。 Richard Florida(リチャード・フロリダ)トロント大学経営学大学院教授。経済と文化競争力に基づいた都市比較を専門とする。コロンビア大学で博士号取得。著書『クリエイティブ・クラスの世紀』『クリエイティブ資論-新たな経済階級の台頭』(共にダイヤ