東京都大田区で20日午後、乗員乗客30人が乗ったバスが関連する事故があり、二十数人が負傷した。 警視庁によると、いずれも軽傷のもよう。
事故で大破したバス (c)朝日新聞社この記事の写真をすべて見る 平成で最悪となる15人の犠牲者を出した国道18号(碓氷バイパス)での軽井沢バス事故。事故のあった1月15日の夜、記者は実態を確かめようと、東京都内の別の旅行会社が主催する「格安スキーツアー」の深夜バスに乗り込んだ。 午後11時に都内を出発し、事故を起こしたバスと同じ長野・斑尾(まだらお)高原へと向かう。事故車のツアーを企画した「キースツアー」(東京都渋谷区)のプランは1泊3日、夕食バイキング付きで1万2千円台からと激安が売り。このツアーも日帰り往復・リフト券付きで1万2千円台となかなかの安さだ。 乗客の9割は20歳前後で、カップルや男女のグループなど。こんな時でも車内はにぎやかで、「自撮り棒」での記念撮影にはしゃぐ女性2人組の姿も。大学のキャンパスに迷い込んだようだ。事故の犠牲者14人中12人が大学生だったことを考えると胸が痛
また起きてしまったか・・・。 事故の一報を聞いた時、思わず漏れた言葉だ。 1月15日、長野県軽井沢町のバイパスで、スキー客を乗せたバスが3メートル下に転落。14名が死亡、27名が重軽傷を負った。 亡くなった14名のうち、乗員2名を除く12名が19歳から22歳の大学生。死亡した運転手は65歳と高齢だったものの、健康診断を受けていなかったなどのずさんな管理や過労運転が問題視された。また、バスを運行した会社「イーエスピー」は、基準額を下回る金額で契約していたこともわかり、国交省をして「ここまでひどい例はない」と言わしめたほどだ。 ひどい事故だと思う。あまりにも痛ましい。亡くなった人たちの無念を思うと、言葉が出てこない。だけど、と思う。これはただの「不運な事故」で済ませていい問題ではない。この背景にあるのは、「規制緩和」の問題である。 小泉構造改革のもと、規制緩和のかけ声が勇ましく響いた2000年
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く