石川県志賀町の住宅で今月20日、女性(80)と障害を持つ長女(54)が遺体で見つかっていたことが分かった。 県警によると、18~19日頃に相次いで死亡したとみられ、母親の死因は心臓の病気、長女は低体温症と判明。長女は体が不自由で自力では生活できず、母親が病死した後、死亡したとみられる。北陸電力によると、女性宅の電気は16日から止められていた。 同居していた長男は入院中で、20日に近所の住民が2人を発見した。2人は冬用の厚着を複数枚着込み、居間で倒れていたという。 町健康福祉課は「生活困窮などの話は聞いておらず、電気が止まっていたことも知らなかった」としている。