そのほかのポイント クエリの書き方以外にもいくつか押さえておく点があります。 ■クエリの戻り値はIEnumerable<T>オブジェクト クエリの戻り値は、クエリの最後がselect句の場合にはIEnumerable<T>インターフェイスを実装したオブジェクトとなります。実際には公開されていないクラス・ライブラリ内のクラスのオブジェクトなのですが、それがどのようなクラスかについて開発者は気にする必要はなく、そのクラスがIEnumerable<T>インターフェイスを実装しているという点のみがポイントです。 先ほども述べたように、IEnumerable<T>インターフェイスを実装しているということはforeach文により列挙できます。つまり、クエリの結果はforeach文で利用されることが前提となっているわけです。 ■遅延実行 もう1点、LINQを使ううえで気を付けなければならないことは、クエ